陰陽屋へようこそ

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 222
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591099179

感想・レビュー・書評

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  • かっわいいな瞬太君!
    狐っ子中学生と元学者で元ホストで今エセ陰陽師の話。
    ミステリではないけど、その二歩手前ってところかな。
    これといった盛り上がりはないんだけれど、全体的にほのぼのとして私は好きです。

    文庫の方で続いてるっぽいので、文庫も一から読みたい。

  • 図書館で一際目を引いた本。装丁がね、全面紫なのです。
    そんなきっかけで手に取ったのだけど、読み始めたら面白い!
    中学生の瞬太は家族ともども、最近ついていない。
    そんなある日、母と2人で歩いていると新しくできた「陰陽屋」を見つける。
    母の希望で入ってみると、そこには容姿端麗な自称陰陽師の安倍祥明がいた。
    こいつはインチキだ!と瞬太は反発するが、ふとしたはずみで瞬太が妖狐で
    あることがばれてしまい、成り行きでこの店でバイトをすることになってしまった。
    瞬太と祥明はお互いに文句を言い合いながらも、陰陽屋への依頼をこなしていく。

    依頼話が突拍子もなかったりはするんだけど、2人のコンビが面白い!
    もともとYAだし、とても読みやすいので、子供も大人もオススメです。

  • 悪人が登場せず楽しく読めた。
    キツネ耳少年瞬太は、その秘密を
    皆に知られないように生活しているが、
    実は皆とっくに知っていて気付かないふりを
    していたというエピソードが面白かった。

  • ・・・。

  • うさんくさい青年が営む陰陽屋とそこでバイトする中学生の物語。

    バイトって中学生はできないよね?とかまず違和感。
    中学生は実は狐だということだが、別にその設定は役立ってない。
    青年も陰陽道の第一人者らしいが、やっぱりあんまり役立ってない。口八丁手八丁で言いくるめて問題を解決しているのは面白いが、陰陽屋である必要性がもう少し欲しかったかも。
    続刊があるらしいけどどうだろう、読まないかなあ・・・。

  • ■お稲荷さんに見守られる東京ののどかな住宅街、王子。この街の小さな商店街にある日、奇妙な店が現れます。その名も「陰陽屋」!
    店主は超美形で人が悪い自称「陰陽師」、安倍祥明。アルバイト店員は、一見ふつうの中学生にして実は妖狐の末裔、沢崎瞬太。このへっぽこコンビが、町の人々の小さなやっかいごとに時にいがみ合い、時に面倒くさがりながらも立ち向かっていきます。たのしく、不思議で、どこかあたたかいご近所ほのぼのミステリです。

    ■■児童文学向けのほのぼのミステリー。人情向けのよいお話です。そして、とにかく主人公の瞬太がかわいい。脇をそろえるキャラもよい味出してます。最大の謎がまだ一つ解明されていないので、もしかしたら続くのかな。

  • 陰陽師とキツネ少年の会話での段々打ち解けていく様が、
    可愛らしい。
    占いなどは自分の悩んでいる決断についての、後押しを
    望んでる人が多いのだと改めて感じた。
    様々な親子が描かれているが、祥明の母親は正直
    どうしようもないと感じた。
    親子関連ではまだ瞬太の件が謎なのだけれども
    続刊は出ないのだろうか。
    しかしクラス公認のキツネ少年も珍しい。

  • 東京、王子に突如として出現した「陰陽屋」という占い店、経営しているのはとても胡散臭い陰陽師…そこを訪れた少年と母には、ある秘密が…。

    話のいきなりのひっくり返りぶりに、驚きというより、困惑した。
    しかもショタ系少年、ケモノ耳、黒髪長髪眼鏡、ドS、優秀な同級生…など萌えるでしょう?というような要素を詰め込まれている気がして、逆に興醒め。
    設定は面白いから活かせばもっとやりようがあったのでは…。
    うーん。残念。

  • 猪突猛進系中学生と胡散臭いイケメン陰陽師の話。

    非常に軽い感じで読みやすく、面白かったです。
    ちょっとイラッとくる登場人物でも、この軽い語り口調だとそんなに気にならないようです。

    まあ読みはじめた時はライトノベルじゃないかと思ったものですが、読み終わった今では認識を改めました。

    ほぼ児童書だよねこれ。
    ほら、YA!とかあの辺。

  • かわいらしいお話でした。

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著者プロフィール

らいとすたっふ小説塾をへて、2005年に『警視庁幽霊係』でデビュー。テレビドラマ化もされた『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』や、『タマの猫又相談所 花の道は嵐の道』など、数多くの人気シリーズを刊行している。

「2017年 『僕と死神の赤い罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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