ファンタジー文学案内

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 41
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591107201

作品紹介・あらすじ

指輪物語からゲド戦記まで、ファンタジー文学の魅力と背景を豊かに語る、画期的な入門書。著者による「ファンタジー小辞典」を収録。図版多数。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。7月からファンタジーという小説のジャンルの解説書を3冊ほど読んだが、これが一番自分の考えにもあっていたし、読みたかったのはこういうものだった。指輪、ナルニア、ゲドの三巨頭に絞って解説しているので、このシーンではこう、この台詞はこういう意味で…ということを微に入り細をうがって解説しているのがよかった。一部穿ち過ぎなのではという部分もあったがそれは筆者がそう思ったのね、という程度に読んだ。

  •  まだ冒頭だが、ファンタジーとロマン文学との関係、それからデザインとの関係を示唆しているところがちょっと面白い。
     何冊かの本からの引用がやたら多いのはちょっとご愛敬ということで(笑)(2009/02/09)

  • PL ~2017.4.30

  • ざ~~~~っと読んだだけですが・・・。
    ファンタジーを読んでみようとしている人よりは、解説されている「指輪物語」や「ナルニア・・」をすでに読んでいて背景なんかに興味がある人が読むほうがいいかも・・・。

  •  著者のいうとおり、ファンタジーが「今とこの世界を変えたいと切に希求している」人に読ませるには、ずいぶんぶと息苦しい本。
     指輪物語、ナルニア王国物語、ゲド戦記の説明もずいぶんとおおざっぱな気がしてならない。

     著者の想定する読み手って、ずいぶんと都合のよい偏屈なもんじゃなかろうか。
     少なくとも、私は指輪物語も、ナルニア王国物語も、ゲド戦記も読んだことはないけれど、この本を読んで読みたくはならなかった。

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著者プロフィール

美術評論家。1976年から平凡社『太陽』の編集長を務めた後、独立。幅広い分野で執筆を行う。

「2023年 『アジア・中東の装飾と文様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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