ソフトボーイ (ポプラ文庫 せ 1-1)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 93
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591117521

作品紹介・あらすじ

佐賀県牛津を舞台に繰り広げられる男子ソフトボール部物語!破天荒な言動でいつも誰かを巻き込む野口といつも巻き込まれる常識人・鬼塚。ふたりを中心にして変てこな9人のメンバーが集まる!ゆるゆるなのに感動!の青春ストーリー!俊英・野口尚による文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • あまりに直球なスポコン小説。その分、さわやかさとハズカシさはたっぷり効いてる。[more]ストーリーは王道そのものだけど、後日談でそこをくっ付けるとは思わなかった。お調子者なのに何かとセンスがあるって言うのはずるいよなぁ。

  • 「全国大会ぞ!」
    佐賀県の高校生 野口の突拍子もない思い付きに、またも巻き込まれる同級生の鬼塚。
    男子ソフトボール部がゼロの佐賀県でソフトボール部を立ち上げれば、無条件で全国大会に行け、ヒーローになれるという野口の思い付きから始まった。
    集まったメンバーは、ソフトボールとは無縁の個性的なメンバーばかり。
    不純な動機でスタートしたソフトボール部だが、野口の口車に乗せられたメンバーは、次第にソフトボールの楽しさを感じ始めていく。
    野口の破天荒な言動に振り回されながらも、鬼塚もソフトボールにハマっていく。
    本当に全国大会に行けるのか!?
    田舎の高校生たちの純粋な青春ストーリー。あの頃に帰りたくなります。

  • こんな本があるんですね。映画化もされているし、ためしに読んでみたい。

  • 913.6 セ 登録番号8988

    体育科先生寄贈

  • 佐賀県のある高校生が、簡単にヒーローになれるスポーツ即ちソフトボールをやろうというところからストーリーは始まります。

    主人公は極平凡な高校生でよく家業の手伝いをする。
    それが、野口という腐れ縁の幼馴染のせいで、ろくでもない事態に結構巻き込まれます。今回も然り。

    内容は王道の真ん中を行くような展開で、笑いあり涙ありといった売り文句が付きそうなほど。何の捻りも無い話しですが、そこが良い。下手に話しを転がさず、恋愛もしていれば、部活に打ち込む姿もある。文章も読みやすくそれほど長くはないので、2、3時間もあれば読める内容です。

  • 福岡、佐賀などを舞台とした作品です。

  • 佐賀でソフトボールをする高校生たち
    内容はいまひとつ。

  • 関口尚の小説は好きだけど、この話、もっと長編にして欲しかった。

    あまりにさらっとし過ぎて、物足りない。
    最後の展開も映画の原作だなぁってくらい、ありがちな終わり方。
    ちょっと残念。

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著者プロフィール

1972年栃木県生まれ。茨城大学大学院人文科学研究科修了。映画館の映写室でアルバイトをしながら小説を執筆し、2002年『プリズムの夏』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。07年には『空をつかむまで』で坪田譲治文学賞を受賞。他の著書に『ブックのいた街』、『はとの神様』、『ナツイロ』、『シグナル』、『潮風に流れる歌』などがある。

「2018年 『サニー・シックスティーン・ルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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