おしゃべりな五線譜 (teens’ best selections) (teens’ best selections 28)
- ポプラ社 (2010年6月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591118474
感想・レビュー・書評
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かわいい表紙とはうらはらに結構シビアな内容。
学校生活の内外で起こってくる問題は、リアルで身近に感じられる。
ただ、主人公の言葉遣いや心象を表現するときの単語の選び方が中学生じゃない?この作者は初めて読むが、ひょっとして、こういう表現をする方なのかな?
今時大学生もつかわないんじゃなかろうか、と思ってしまい、入り込んで読んでいても、ふっとさめてしまう。それが残念。 -
思春期の女子の関係がよく書かれていていい。
後半、力業でまとめたようで、しっくり来なかった。 -
y
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中学生女子の友だちとの距離のはかり方を書いた本。ちょっと重めだけど、考えさせられる本。
(一般担当/1号と2号)令和2年3月の特集「ピンクの本」 -
なぜこのタイトルなのかはわからないが、現実にありそうでない中学校生活
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女子中学生は自分に引き付けて読み、響くかもしれんなあ。
ただ彼女らにとってどこまでいい小説かは判定不能。
まあ、悪くはないと思うのだが。 -
中学校で別々の学校にいくことになった2人。そして、あとから中にはいってきた、ちょっと周りが読めないもう一人の友達。昔どおりに正義感が強い、友達思いのワカのままだと思っていた。でも時間が過ぎて、同じ線上を歩いているものだと信じていたのに、まるで五線譜のように、交わることのない線の上を、3人は歩いていることに気づく。そして、想像もしなかった事件が起きる。
仲が良いから、その子のこと知っているような気になっている。その怖さに気づかされる作品だった。 -
あっさりと読めてしまう本だけれど,「学校とは自分と人との距離を勉強するところ」という言葉には,なるほど!とうなずいてしまった。
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友人関係に悩みを持つ中学生の女の子が主人公。1年前の中2の頃の出来事と中3の現在のことがあって、読んでいて少し混乱。私立の中学に進学し新しい友人もでき、小学校の時の友人2人とは距離ができてしまっていた。しかし、その友人2人の間に事件が…。
表紙の絵やタイトルにひかれて読んだ。タイトルからイメージした音楽関連の話は、全くなかった。