おしゃべりな五線譜 (teens’ best selections) (teens’ best selections 28)

著者 :
  • ポプラ社
3.10
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本棚登録 : 81
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591118474

感想・レビュー・書評

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  • 45点。わざわざ時間を割いて読むような本でもないと思う。他に読むべき本はいくらでもあるんだし。
    でも装丁がかわいいので、面出しするとすぐ借りられそうな本なんだよなあ。
    女の子同士のぐじぐじした関係。こういうのは草野たきとか上手い人のを読んだほうがきれいだ。
    主人公とその友人との会話がオタクっぽくて違和感。そういう趣味(演劇部とか漫画部等の)の女子がいたら薦めてあげるのもよいかも。
    だけど、普通の子や男子に薦めると引かれそう。それとも中学校で本を読むような子はそんな子ばかり?

  • かわいい表紙とはうらはらに結構シビアな内容。
    学校生活の内外で起こってくる問題は、リアルで身近に感じられる。
    ただ、主人公の言葉遣いや心象を表現するときの単語の選び方が中学生じゃない?この作者は初めて読むが、ひょっとして、こういう表現をする方なのかな?
    今時大学生もつかわないんじゃなかろうか、と思ってしまい、入り込んで読んでいても、ふっとさめてしまう。それが残念。

  • 思春期の女子の関係がよく書かれていていい。
    後半、力業でまとめたようで、しっくり来なかった。

  • y

  •  中学生女子の友だちとの距離のはかり方を書いた本。ちょっと重めだけど、考えさせられる本。
    (一般担当/1号と2号)令和2年3月の特集「ピンクの本」

  • なぜこのタイトルなのかはわからないが、現実にありそうでない中学校生活

  • 女子中学生は自分に引き付けて読み、響くかもしれんなあ。
    ただ彼女らにとってどこまでいい小説かは判定不能。
    まあ、悪くはないと思うのだが。

  • 中学校で別々の学校にいくことになった2人。そして、あとから中にはいってきた、ちょっと周りが読めないもう一人の友達。昔どおりに正義感が強い、友達思いのワカのままだと思っていた。でも時間が過ぎて、同じ線上を歩いているものだと信じていたのに、まるで五線譜のように、交わることのない線の上を、3人は歩いていることに気づく。そして、想像もしなかった事件が起きる。
    仲が良いから、その子のこと知っているような気になっている。その怖さに気づかされる作品だった。

  • あっさりと読めてしまう本だけれど,「学校とは自分と人との距離を勉強するところ」という言葉には,なるほど!とうなずいてしまった。

  •  友人関係に悩みを持つ中学生の女の子が主人公。1年前の中2の頃の出来事と中3の現在のことがあって、読んでいて少し混乱。私立の中学に進学し新しい友人もでき、小学校の時の友人2人とは距離ができてしまっていた。しかし、その友人2人の間に事件が…。
     表紙の絵やタイトルにひかれて読んだ。タイトルからイメージした音楽関連の話は、全くなかった。

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著者プロフィール

香谷美季
4月9日生まれ。B型。明治学院大学社会学部社会学科卒。横浜市在住。著書に、篠原美季名義で、「英国妖異譚」シリーズ、「ホミサイド・コレクション」 シリーズ(共に講談社X文庫)。青い鳥文庫に「あやかしの鏡」シリーズ、『おそろし箱-あけてはならない5つの箱-』など多数。

「2014年 『七色王国と時の砂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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