(P[あ]1-11)The MANZAI6 (ポプラ文庫ピュアフル)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119754

感想・レビュー・書評

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  • バッテリーに続き長かったMANZAIもついに終了。

    相変わらず物語は全然進まないけど、「少年の成長を描きたい」っていうあさのさんの思惑は十分伝わったんじゃないかと。
    MANZAI①に比べると歩は閉じこもっていたところから前に進めて、その分他の悩みも増えるわけだけど、歩自身がそれをひっくるめて変われたことを実感しているし、他のキャラも変われたんだと思う。

    歩は自分がみんなにいろんなものをもらうばっかりで自分は与えることができていないとか言ってるけど、そんなことはないと思う。
    ずっと一緒にいるっていうのは、一緒にいる意味があって、足りないものを与え与えられて生きてるんじゃないかなーって。

    あーもっと自分が考えてることを言葉にできる文才がほしい。

  • 待ちに待った新刊で、すぐに買いに走りました。最後まで何度も笑わせてもらいました。これから先のロミジュリとその周りを固める仲間たちの未来に幸あれ!

  • とにかくロミジュリが可愛い…!

    うじうじしてる歩とあっけらかんとしてる秋本の関係が好き。
    歩と秋本とメグの三角関係だとか他のメンバーたちの恋愛・友情関係だとか、ときめくところいっぱい。
    彼らがどんどん成長していくのが楽しみで、ちょっと寂しい。

  • 前ので終わりだと思っていたのに、出たので嬉しかったです。でも、こ、これで終わりですか?!という気持ちで残念です。また続きを出して驚かせてほしいです。

  • 最終巻。
    久しぶりに発刊したかと思えば、無理矢理終焉に漕ぎ着けたような終わり方。そんな取って付けたような展開ってあり?ネタに尽きて早く終わらせたかったのかな、と邪推してしまう。ストーリーの合間に頻繁に入るボケの鬱陶しさに耐えながら頑張って読んだのに、がっかりした。

  • いよいよ、完結。

    いやいや、高校の合格発表から
    たった2日間のことをよくここまでひきのばしました。

    しかしながら、15歳は、これくらい、
    めまぐるしく心が動き回っているのかもしれない。

    主人公の歩は、底辺でイロイロと心を動かしながら、
    たおやかな人になったではないか。

    人はこうして強くなったり、弱くなったり、
    優しさを知ったり、怒りを知ったりするんだな。

    なんとも、折り合いのつかないことに
    折り合いをつけることも学ぶんだ。
    それは、いつまでも子どもではいられないということ。

    どんな大人になるかと言うのは
    他でもない、自分が決めることなんだ。
    人は、なろうとする人にしかなれないんだ。

  • なんとなく読んで見ればとっても面白かった(^o^)

  • 最近だらだらしてるとか文句を言っていたが、
    さらっと終わってしまうと物足りない。
    歩と秋本のだらだらとどこへ行くのかわからない会話を
    もっと聞いていたいと思う。寂しいなぁ。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-616.html

  • なんともあっさり…
    山も落ちもなかったかな〜

  • 面白かった。
    高校受かって、入学までの短い期間のお話

    なんかもっとみんなの心象とかのはなしが読みたい!!
    会話の軽快なやりとり、漫才のようなかけあいが今回もメインでした。
    対象年齢にあわせてるのかな?
    あさのあつこさんの描く少年がすごく好きなのでもっと、考えてる事とか悩んでることとか、そういうもだもだした内面がもっとみたい!!!

    私が気になってた秋本くんの本音がついに…!!!かとおもったらわりにサラーッとしか触れないからもっとガッツリこってり読みたい!!!

    でも面白かった。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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