ズッコケ中年三人組age46

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591126943

感想・レビュー・書評

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  • 中年になるとより死が身近なものになってしまうのかなぁ・・・。
    次回作期待です。47歳になった3人組かぁ。

  • 病気、認知症、死…なんとも 重苦しい内容。40才台も 後半にちかづいてくると 身の回りが 慌ただしくなっていく。自分も 気を付けなくっちゃ。

  • 暗い話ばかりにげんなりしたけど、またこのシリーズの違う作品を読んでみたいと思えた。

  • 懐かしいなぁ、と読み始めた一冊。中年三人組もシリーズ化してるとは知らずにこの本から読み始めた。
    懐かしいけど、小学生のときのズッコケ三人組全然覚えてないのが悔しいなぁ。覚えてたらもっともっと楽しめそう。
    タクワン先生、モーちゃんのお父さん、いくつもの死と加齢による病。答えのないような問題が絡み、そして、最後のタクワン先生の秘密。
    大人向けズッコケ三人組。色々な重いテーマを含みながらも読みやすく面白かった。

  • 小学校時代の恩師が亡くなり、
    真偽不明の恩師のスキャンダルが出る話。

    そう考えると、
    自分は小中学校時代の人間とあまり繋がっていないような、、、

  • 宅和先生亡くなっちゃった…。

  • 47を先に読んでしまったが、余り関係はない。

    40代中盤を過ぎると確かに葬式が多くなりますねえ。
    私の恩師はほとんどまだご健在で嬉しいです。

    しかし、後半のスキャンダル(?)にはちと驚いた。こんな話も書くですね、那須さん。

  • 3人の担任タクワンが亡くなる。

    他にも身近な人の死、そして認知症もテーマの1つ。
    40代後半になるとこういうテーマを避けて通れなくなるのですね。

    毎度書くけど、ホントに”同級生の近況”を聞いているような気になる。

    作者の那須先生は今年70歳だそう。
    70歳なんてまだまだ若いけど、それもで毎年1冊のペースでの出版ってなかなか大変なことだと思う。

    あとがきに「完結させたい」と抱負を述べているが、何をもってして完結なんだろう。
    いずれにしても那須先生がお元気で書き続けられることを、切に祈っています。

  • 子どもの頃、読んでいた“ズッコケ少年三人組”シリーズの中年版の最新刊。

    今回のテーマが「死」。重苦しくなりそうな題材を過去のシリーズと連動させるあたりは、さすが那須先生は、ご健在。

    このシリーズを読むと自分自身が小学六年生だった頃を、ふと思い出します。

  • 老いって、なんなんだろうなあ。人間生きてれば必ず老いが訪れるし、それが原因で病気になったりもする。認知症とか、いまの自分にはなんら関係ないことだと思ってしまうけれど、いずれは訪れることなのかもしれないなあと思った。ハカセの「思い出だけで生きていけるのはうらやましいことかもしれない」みたいな言葉には、なんだかしみじみとしてしまった。
    個人的にはまさか宅和先生がそうなるとは思ってもみなかったので、ちょっとショックだった。そして、この話を読んでいると、ゆくゆく自分の目の前に起きる可能性があることを現実に突き付けられるような感覚に陥る。やっぱり、40過ぎればいろんなことがあってもおかしくないんだよなあ。ひとが死ぬということも、親が死ぬということも、あるんだよなあきっと。いろんな意味で現実を見せてくれるシリーズだと思う。
    あとハカセと陽子の結婚式あったんかなあ。

    (247P)

著者プロフィール

那須正幹(なすまさもと):広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞・ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む 広島の原爆』(産経児童出版文化賞・福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞・ポプラ社)など。JXTG児童文化賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。

「2021年 『めいたんていサムくんと なぞの地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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