ファーブル昆虫記 (ポプラ世界名作童話 14)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591151808

作品紹介・あらすじ

フンコロガシたちは、だんごをどこへ運んでいくのだろう? カリバチがえものをしとめる方法は? セミはどうしてうるさく鳴く? つきることのない愛情と興味をもって、小さな虫たちを観察しつづけたファーブル先生。おどろきでいっぱいの観察記。読みやすい文章と親しみやすいイラストで、虫の世界に楽しくはいっていくことができます。

目次
1 フンコロガシ
   ナシ玉
   かべぬり名人
   聖なる虫
2 ぼくのこと
3 カリバチ
   ふしぎな力
   さようなら!
4 セミ
   たいせつなもの
 あとがき

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    この本も借りてきてから読み終わるまでかなりかかったなーーーー。数冊借りてきたファーブル昆虫記のうち、抜粋形式?かもしれないけれど、最近出されたこのシリーズでのファーブル昆虫記が、やはりもっとも親しみが持てる装丁で。それでも先の「パディントン」くらいに毎晩苦労したかな。

    でも、息子の記憶には定着していないだろうけど、よく聞くフンコロガシの話でも"ナシ玉"のことは知らなかったし、カリバチが、幼虫のエサにするために獲物を麻痺させて、"生ける屍"とする不思議な能力にいたっては、全く知らなかった。確かに不思議。でもそもそもエサが干からびない(≒死んでいない)ことに気付く時点ですごいよな。最後のセミにしても、"セミの目が良くて、耳はあまり聞いていないはず"という根拠とされた、"セミのそばで音を立ててもセミは鳴き止まない"という現象は、ここ数年、毎夏セミ取りをしていた私でも気付いていなかったのに…?もちろん気付かれないように近づくのが大変だったんだけど、音には無頓着だったのか…?早く夏に確認してみたい(笑)

  • 小四息子の夏休み課題図書として読みました(息子が活字嫌いのため、いまだに読み聞かせ^^;)


    なぜ?どうして?と思ったことをひたすら自分で調べてみる。実験してみる。

    表紙の絵のイメージから、勝手にファーブルが青年だった頃のお話かと思って読み進めましたが、あとがきをみたところ、これを書いた時点で、ファーブルはなんと55歳。

    すばらしい探究心ですね!

    我が家の三男も虫が大好き。日々忙しく、なかなか子供のペースに付き合ってやれないことも多いのですが、このような探究心を大切に育んでいってあげたいなと思いました。

    近頃はすぐにGoogle検索する癖がついてしまっていますが、探究心を持っていろいろなことを実際に調べてみるって、大事なことですよね。

    ファーブル昆虫記の他のシリーズもぜひ読んでみたいと思いました。虫好きな子には大変お勧めのシリーズです。(虫が苦手な方はご注意を)

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