くまくまちゃん

著者 : 高橋和枝

• ポプラ社 (2017年1月17日発売)

作品紹介・あらすじ

ぼくの大好きなくまくまちゃんは、山奥の小さな一軒家に住んでいる。遠くて、少し不便な場所だ。ぼくは時々考える。今頃、くまくまちゃんは何をしているかな…。まったりしたい人のための絵本。

感想・レビュー・書評

[ざじさんの感想 · 2017年12月21日]

友が贈ってくれたもの。その友とは、２０代前半頃から付き合いがあるが、未だに一度もあった事が無い。今では死語になっている「ペンフレンド」だからだ。趣味も考え方も仕事も全く違うが、ずーっと文通している。知り合った時の年齢を越えた付き合いになる現在、多分その友が、私の事を考える時に、「ぼく」が「くまくまちゃん」の事を考える様に考えている事があるんだな、と思うと、顔も知らない友にただ有難うと言う気持ちが湧いて来る。

[ささみわさんの感想 · 2022年7月27日]

くまくまちゃんの何気ない日常。特別なことはひとつもありません。そして、この本にはくまくまちゃんしか登場しません。

あともう1人いるとしたら、くまくまちゃんの幸せを願う声の主。1人でも、幸せを願ってくれるひとがいて、心地よく暮らすことが出来ているのなら、それで充分幸せなのかもらしれません

[yukkuritoneさんの感想 · 2017年1月18日]

なんかほっこりしました。

著者プロフィール

１９７１年神奈川県生まれ。東京学芸大学教育学部美術科卒業。ステーショナリー会社を経て、フリーのイラストレーター。レター、文具、雑貨の商品化も多数行い、絵本作家としても、数々のシリーズを手がけている。

「2015年 『黒猫と読書』 で使われていた紹介文から引用しています。」