明日、世界が消える前に (ポプラ文庫ピュアフル し)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591160084

作品紹介・あらすじ

一面を白いもやで覆われた場所“死整庁(しせいちょう)”は、あの世とこの世の狭間。ある日、その職員の“担い手”コンビのもとに、文化祭準備中に事故に遭った女子高生・あき奈がやって来る。『時間内に“相手(ターゲット)”を見つけ、相手を幸せにしないと、自分の命が消える』と告げられた彼女は、契約の指輪をはめられて……。そこは、天国ひとつ前。迷いこんできた人々に与えられる試練を描く、『神様の子守はじめました。』著者の号泣必至、感動の最新作!

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
『神様の子守はじめました。』シリーズ(コスミック出版)や『えんま様の忙しい49日間』(小学館)のほか、時代小説『おとぼけ同心と小町姉妹』シリーズ(コスミック出版)なども手がける。

感想・レビュー・書評

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  • 結末がすごく切ない。命は大切だということがさらに分かった。

  • ざっくりした感じの内容。生き返るためのミッションと、その流れが大雑把過ぎる感じ。もう少し双方の感情を丁寧に描いてくれると嬉しい。

  • 1番印象に残ったのは「バレンタインの天使」。
    ほとんどの人が、生き返りたい。死にたくない。って思っているのに美佳は長い間病気で辛い思いをしてきたから、生き返らせないで欲しい。生きたくて生きたくて、でも生きられない人がいっぱいいる中で、こう考える人もいるのかと気付き考えさせられた。
    実際にこんな出来事はありえないけど、死整庁のような場所があったらおもしろいと思った。

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著者プロフィール

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り 千年狐は綾を解く』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。

「2023年 『神様の用心棒 ~うさぎは星夜に涼む~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

霜月りつの作品

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