- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591166253
作品紹介・あらすじ
夏休み、遠い町からおじいちゃんがカイトの家族とくらすためにやってきた。ところが、おじいちゃんはカイトのことを「まもるにいちゃん」とよんだ。それは、7歳で亡くなったおじいちゃんのお兄さんの名前だった。
やさしかったおじいちゃんなのに、子どものようにないたり、おふろに入ろうとしなかったり……。そんなある日、庭でスズメたちが砂あびをする姿をともに見たことをきっかけに、カイトとおじいちゃんは、いっしょにおふろに入ることになるが……。
年老いた祖父の変化にとまどい、ショックを受けながらも、ともにすごす中で、現在の祖父を徐々に受け入れ、心をよりそわせていく姿を、1年生の男の子の視点からまっすぐに描き、あたたかな感動と共感が広がる作品。
感想・レビュー・書評
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認知症になったおじいちゃんが夏休みの初日にうちに来てから施設に入るまでを日記でたどる。
1日の出来事が2〜4ページで書かれ、田中六大さんの絵も大きくて読みやすい。
本の苦手な子におすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
調子が悪くなっていくおじいちゃんとの夏休み。さみしいけど、一つ一つのエピソードは温かい。絵にも癒されます。
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「年老いた祖父の変化にとまどい、ショックを受けながらも、ともにすごす中で、現在の祖父を徐々に受け入れ、心をよりそわせていく姿を、1年生の男の子の視点からまっすぐに描き、あたたかな感動と共感が広がる作品。」
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子どもに読み聞かせしながら、自分の親の介護のことを思い出して泣いた。
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おじいちゃんのびょうきかわいそうにとおもいました
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納得して入所した施設。
海を眺めているおじいちゃんの姿、決して不幸ではないよ。
たくさん遊びに行ってあげてね。 -
優しかったおじいちゃんの変化にとまどいながらも、共に日々を過ごすなかで、現在の祖父を徐々に受け入れ心をよりそわせていく男の子のお話。
(カウンター担当/アメリ)