貧困 目標1 (SDGsのきほん未来のための17の目標 2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 48
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591167076

作品紹介・あらすじ

2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。
その意味は「持続可能な開発目標」ですが、
ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、
その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。

シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。
本書では、目標1「貧困をなくそう」の内容や、世界の貧困の現状と原因など、
必要な基礎知識を知ることができます。

ページ数は32ページとコンパクトながら、
巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、
子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。



<もくじ>
絵本で考えよう!SDGs「びわの木のおうち」/世界地図で見る「世界の貧困」/1.そもそも貧困とは?/2.国のなかにある「貧富の差」/3.日本は豊かな国? それとも貧しい国?/4.世界の絶対的貧困の原因/5.わたしたちにできること/6.だからSDGs目標1/くもの巣チャートで考えよう!/目標1のターゲットの子ども訳/SDGs関連資料/SDGs関連用語解説/さくいん

感想・レビュー・書評

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  • SDGSの参考書の絵本仕立てですね。
    この巻は目標1・貧困を扱っています。
    児童書ですが、このシリーズは大人も大変に役立ちます。物凄く分かりやすいですが、資料や用語の解説がしっかりしていて、会議のミーハーでも十分に活用できる内容になっています。
    「貧困」は発展途上国の問題だけではありません。先進国そして勿論日本の中でも「貧困」は重要な課題です。差別や格差による、特に児童の四代は深刻です。
    戦争や人種差別や餓死、犯罪の原因にもなります。
    他人事では済まされない問題ですね。日本でも生活保護や偏見や子ども食堂や教育の不平等、賃金の格差等々、問題点は山積みですね。
    表やグラフ、ルポルタージュで、とても理解しやすく把握できます。
    このシリーズは一冊づつ、目標の17を解説していますので、読んでいきたいですね。

  • 私自身、相対的貧困層に属します。私は世界の問題よりも自分の生活を維持するのがいっぱいいっぱいです。絶対的貧困よりはいいのでそうならないようにしたい。

  • 本書内でも詳しく述べられているが、目標2と関連性が高い。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/647531

  • このテーマの本を探しているのなら、買い!
    です。
    わかりやすいです。

    2021/01/26 更新

  • 中々分かりやすくて良い。
    小中学生向けにいいかも。

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著者プロフィール

1953 年東京生まれ。東京外国語大学卒。
編集者としてこれまでに800 冊以上を担当。
そのあいまに著述活動もおこなってきている。
おもな著書には、『大人のための世界の「なぞなぞ」』、
『世界史を変えた「暗号」の謎』(ともに青春出版社)、
『世界のあいさつことば』(今人舎)、
「世界のなかの日本語」シリーズ1、2、3、6巻、
『世界の文字と言葉入門 9. 英語圏の文字と言葉』
(ともに小峰書店)などがある。

「2015年 『世界の文字の書き方・書道 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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