京都はんなり、かりそめ婚: 洛中で新酒をめしあがれ (ポプラ文庫ピュアフル か 8-1)
- ポプラ社 (2020年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591167144
作品紹介・あらすじ
仕事一筋の男前杜氏と契約結婚――!?
「寺嫁さんのおもてなし」著者が描く、京都酒蔵のかりそめ夫婦生活!
京都の趣深い建物にあこがれ、リフォーム会社の契約社員として働く沙耶。
しかし、ある日生来のおひとよしから余計なお節介をやいてしまい、クビに……。
社宅も追い出されて、家ナシ、職ナシ、彼氏ナシで途方にくれていた時に出会ったのは、小さいながらも歴史のある酒蔵の杜氏・新堂だった。
酒蔵の存続のため嫁探ししていた新堂と、沙耶は利害の一致から契約結婚することに――!?
隣のお寺の金髪イケメン坊主に変人だらけの職人たちと個性的な人物に囲まれながらも、沙耶は偽装夫婦だとばれないように蔵元の花嫁の仕事に奮闘する!
だが、最初は“酒造りにしか興味がないイケズな京男子”だと思っていた新堂の不器用な優しさを知り、嘘嫁なのに徐々に恋心をいただいてしまい――。
京都出身・在住の人気作家が京都の魅力を存分に描いた、契約夫婦物語。
感想・レビュー・書評
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こんなうまい話あるかい!みたいなとこはある。
でも、日本酒醸造家さんたちの仕事へのこだわり、思いを描いていたので、日本酒をもっと知りたい、その上で味わいたい…と思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだか好きになれる作品だった!
ずっと読んでいたくなるような感覚!
主人公が嫉妬する描写、でもなかなか伝えられない気持ちがいまの自分に重なり
ハラハラしながらよんだ。
最後はキュンとした。
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沙耶が凄くポジティブで可愛い。頑張って明るくしてるんだけど、根っから性格が前向きなんだなと思わせる内容で元気が出ます。周りの人達も優しい。すぐるはイケズというか不器用な感じですが、沙耶とお似合いでよかったです。
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88冊目(9-6)
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お人好しというか、やりたいことがあって信念があるなら、それはとても素敵なことだと思う。