石狩七穂のつくりおき: 猫と肉じゃが、はじめました (ポプラ文庫ピュアフル Pた 4-1)
- ポプラ社 (2023年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591178706
作品紹介・あらすじ
派遣切りにあい求職中の七穂は、疎遠になっていた親戚の隆司が鬱で休職したと聞く。エリート街道まっしぐらのイケメンだった隆司だが、今や祖父の残した古民家に閉じこもり、盆栽いじりと居ついた猫の相手をするほかは、万年床で寝るばかりのとぼけた青年になり果てていた。抜群の家事能力を生かし隆司のお食事&見守り当番として奮闘する七穂だが、やがて彼が休職した本当の理由を知り……。心もおなかもやさしく満たされる、おとなの夏休み物語。巻末レシピつき!■著者プロフィール竹岡葉月(たけおか・はづき)1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。著書に、「おいしいベランダ。」「谷中びんづめカフェ竹善」「犬飼いちゃんと猫飼い先生」などの各シリーズ、『恋するアクアリウム。』『つばめ館ポットラック~謎か料理をご持参ください~』『音無橋、たもと屋の純情 旅立つ人への天津飯』など多数。
感想・レビュー・書評
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以前読んだ『谷中びんづめカフェ竹善』の著者竹岡葉月さんの作品。
正社員のポストを求職中の七穂と、その従兄弟でIT大手を休職中の隆司を中心に物語は展開される。隆司は祖父が建てた古民家+洋館に一人で暮らす。七穂はそこへ通い、掃除や食事の世話をする。料理はどれも美味しそうで、古民家という点も味がある。隆司の休職の真相などが徐々に明らかになり、求職中の七穂にもやりたいことが見つかり…。視覚的にもストーリー展開も、ドラマでの映像化がぴったりだと思った。美味しいご飯や猫といった癒し要素もありながら、軽い気持ちで楽しめる1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
七穂がつくる作り置き料理のアレンジのしかたがとても見事です。
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七穂のパワーが凄い。求職中でへこんでそうに見えつつ、がつがつと前のめり気味で動く力のある子で、隆司がつられて元気になってきちゃうのも分かる。一品からリメイクして増やしていく料理もアイデアが凄くて良いなぁと思います。
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派遣切りにあい求職中の七穂は、疎遠になっていた
親戚の隆司が鬱で休職したと聞く。抜群の家事能力を
生かし隆司のお食事&見守り当番として七穂は
奮闘するが、やがて彼が休職した本当の理由を知り…。 -
誰かの日記を読んでいるような感じ
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従兄妹なのか、、、と残念に思ったけど、大丈夫でした(笑)
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まあまあ