ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡 (ポプラ文庫 の 5-2)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591181683

感想・レビュー・書評

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  • 今作も美味しそうなスイーツがたくさん出てきて、食べたくなってきた!糖花の作るスイーツとストーリーテラーの語部に癒された。読み終わったあとほっこりと心温まり、優しい気持ちになれる。

  • シリーズ2作目です。
    今回もホッコリしたり、ハラハラしたりとても楽しめた。
    恋模様もあってドキドキでした。

  • ストーリーテラーのいる洋菓子店の物語第2弾。

    ケーキは美味しそうだし、登場人物の恋模様はかわいいしで読みながら思わずにやけてしまった。

  •  ものがたり洋菓子店 月と私 の2巻。

     前巻同様、美味しそうなお菓子に、簡潔でも素敵なお菓子にまつわる物語を添えたお話。

     通販は始めるし、パートも雇うしで、順調な月と私。

     ちょっとビターな話も甘さを引き立てるスパイスに?

     いろんなスイーツなお話を胸がキュンとなりそうな気持ちで読み進めてしまう作品です。

     読んでいて、スイーツ(ケーキとか洋菓子)を食べながらコーヒーや紅茶を飲みたくなり、太りそうな作品。

     でも、きっとスイーツは人を幸せにする魔法を持っていて、その魔法を引き出す人がいれば最高だなぁと思います(あれ?前巻も同じこと書いたんじゃないか?)。

     そして、本作品は洋菓子を食べて幸せになるんですが、実はスイーツに魔法もかけられているお話。

     そんなところで魔法をかけたのか?と読後に思ったのは言うまでもなかく、魔法によって奇跡が起きたと、そんな風に思いました。

     これは、ハンバーグ師匠も

     「あまーーーーーーーーい」

     と言わざるをえまい(これは絶対、前巻も書きました)。

     そして、本作品を読み終えたあなたが一緒にスイーツを食べたいと思い浮かべた人がいるなら、それはあなたにとってとても大事な人なんです。

     そんな大事な人を誘ってスイーツでも食べに誘ってみてはいかがでしょうか?

  • シリーズ2作目。新しい登場人物も増えてにぎやかになった洋菓子店『月と私』。前作同様、素敵なスイーツと心を癒す優しい物語にとても温かな気持ちになりました。絢辻さんと充さんの話はすっかり性別が逆だと思い込んでいたのでびっくり。見事に騙されました。糖花と語部さんの最後の場面がまるでプロポーズのようで1人にまにま。麦ちゃんの恋の行方も気になるし、また続きが読めたら嬉しい。

  • 前作が読み進めるごとに登場人物が揃ってゆくので、話の流れ的に1巻である前作から順番に読んだ方がいいです。

    前作にもまして華やかに美味しそうなシェフのお菓子たち。
    そしてそれを更に輝かせる語部さんのストーリー。

    第1話のクッキー缶の登場人物たちが最終的にみんな再登場するのがとてもよかったです。
    おひとりは、そこからここ!?という驚きも。

    糖花さんと語部さんは言わずもがなの「もうもうもう!!」という感じです(笑)

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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