おまけの小林クン 16 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 470
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592175506

感想・レビュー・書評

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  • とうとう「おまけ」シリーズ最終巻。
    辛い内容が続く…。

    森生先生はこの漫画を
    苦い薬を甘い飴に見せかけて飲ませてしまおう
    だけど、読み進めていくにつれ、薬の苦みが伝わった時に、吐き出さないで と祈っていたと、コメントが付いていました。

    本当にその表現がしっくりきます。
    ほのぼのしたギャグで、キュンキュンする恋愛漫画。確かに、大和君を闇が包んでいるようなシーンも一巻からあったけど…
    闇は読み進めるにつれ思いの外深くて、何度読んでも泣いてしまう辛いシーンもたくさんあって、大和君と一緒に声を上げて泣きました。

    でも、「おまけの小林クン」に出会えて良かった。
    だからこそ、何回も読み返しています。

    クールな吹雪ちゃんが大和君にメロメロになって、大嫌いだったはずの千尋君と仲良くなって、同じく大嫌いだった健吾君とめでたくカップルに!
    罠を仕掛けるばかりで、冷たい印象で、一番危ない印象の千尋君は、吹雪ちゃんにラブラブになって大和君の良き理解者にもなってくれた。
    同じくクールでおっかないイメージの健吾君が一番キャラが崩壊した(笑)ツンデレで、吹雪ちゃんに関しては我慢できない思春期男子(笑)
    元気いっぱいで笑顔が素敵だけど怖がりで泣き虫だった大和君は、健吾君の怒鳴り声にも、千尋君の罠にもビビらなくなった。頼もしくなった。男らしくなった。

    そして、大和君のご両親とお姉ちゃんの登場に号泣。ご両親、吹雪ちゃんと健吾君に激似…www
    初期の大和君が「健吾君はお父さんみたい」って言ってたのがわかった…www

    ゆりちゃんの結末には納得行ってないぞ。
    日影とくっつかんかい!!

    ちなみに最終巻の時点で、吹雪ちゃん達と同じ年だったと判明した私。
    結婚して小林になりました(笑)

  • 圧巻。

  • シリーズ最終巻。
    ここまで色々なことがあったけれど、最後は大和の話でおしまい。
    ラスト、色々展開があってどうなるの!?と思っていたが最後はハッピーエンドで良かった。
    数年後もちょっぴり描かれていて満足。
    私的には未来でも大和の側には千尋がいて、吹雪には健吾がいて変わらずの小林'ズで安心した。
    意識のない大和の夢の中での対話が涙、涙。
    大和の家族も最後は顔が見れて、それは過去から未来に歩き出そうとしている大和の変化の表れなのかと。
    終わってしまうのが本当に惜しいけれど、最後まで満足出来る描かれ方だったので、読んで良かったなと思える作品になった。

  • 登場人物の成長がみごとに描かれ、とても濃い話。私の永遠の恋のバイブル。泣ける(>_<)

  • 最終巻!

  • ツンデレ分を補給したくて、16冊まとめて買って読了。
    森生まさみ作品はリアリティはさておき、作者の表現力(画力)が直球で豊かすぎるため3回くらい泣かされた。最終巻に至る怒涛の展開は必読。

  • 4人の「小林」姓が同じクラスなドタバタなラブコメ。読んでてニヤニヤする少女漫画。
    表向き男前な主人公 吹雪ちゃんが実はだいぶ乙女だったりとか、普段は寡黙な健吾くんの発情(?)っぷりとか、この二人が特に好きでした!

  • 完結。
    この作品は何度読み直しても大好きで、何度も泣いてしまう。
    健吾も千尋も、吹雪ちゃんが大好きで、大和は微妙だったけれど、読み進めるうちにどんどん好きになっていった。
    大好きです!

  • 完結

  • シリーズとして

  • 高校生の恋愛メインだけど、とてもいいまんが。

  • 最終16巻のみの感想で。(前半はかなり好きなので、もっと評価高いです)

    途中から脱落していた小林クンシリーズ、ラスト読んでみた。
    いつからこれはこんなお話になったのか・・・重い。し、変にドラマチック過ぎる。
    この人のシリアスは短編がいいと思う。せいぜい2巻ぐらいまで(羊達〜はアリだった)、出来れば読みきり。
    前半がコメディで楽しかっただけに、もはや小林兄弟達キャラ変わりすぎでしょ。
    ハッピーエンドはよかったけどねぇ。

  • 全16巻。

  • 全16巻。森生まさみの力作。

    家族が交通事故死して天涯孤独になった幼い容姿の
    高校生、小林大和は、ある日向日葵高校に転校してくる。
    そこには、頭の固い女学級委員長の吹雪、
    数学以外は体力馬鹿の健吾(でも四人の中では
    一番の常識人)、ひどい天邪鬼な千尋という三人の
    小林がいた。
    強すぎる個性でクラスで浮いていた四人だったが、
    よいこメダルの球技大会、吹雪が男装、大和が女装させられて
    グランプリをとった文化祭など関わりあっていくうちに、
    四人はかけがえの無い仲間になっていく。

    15巻の健吾と吹雪のおつきあいバレから、
    吹雪の大和との別れの予感、バス事故からラストまでが
    圧巻。
    私はラストが好きです。
    過去に囚われ、独りになることを怖がるあまり、
    繋がることを恐れてばかりだった大和が、
    事故を経験し、自分を見つめなおす中で、
    成長する自分を受け入れる。
    成長して同窓会に来て笑う、少し大人びた大和が愛しいです。

  • 結構前に連載終了したものです。がしかしいつ読んでも新鮮!
    おもしろいんです。すごく。なんでかわからないけど。
    テーマは重いのにどったんばったんしていて
    こんな高校、こんなクラスいいなーと思います
    そしてキャラがみんな個性的!!脇役ですら!
    とっても心に響く言葉がたくさんあります。
    私的にどきっとした言葉・・・「笑ってる人がみんな幸せとは限らないんですよ」
    ほんとだいすき。

  • 森生さんの漫画は結構好きなんだけど一番好きな辺りのサムネがなかったので
    とりあえずおまけの小林クンを入れてみた。

    あ、でもおまけの小林クンもいいお話です^^
    偶然同じクラスになった4人の”小林”たち!
    最初は全く協調性がなかった3人が1人の小林クンによってクラスに馴染んでいくーってお話

    最初の方の吹雪のクールさが後半になると全くなくなります(笑)
    健吾もちょっとキャラ崩壊してくる……かな??
    その辺りは物語の内容で仕方ない様な気もするけど。。。って事でこの評価!

    ちなみに一番好きな森生さん作品はコンクリート・ノイズかなー。それか羊たちは何を見た辺り!
    結構古いのでサムネないんだよね(;ω;)

  • 全16巻

  • 吹雪ちゃんが好きです。はい。
    大和×吹雪カプ希望だったので若干カナシス;;

  • 終わり方ベタ!でも感動します

  • 委員長&燕先生が好き☆
    清く正しく明るい漫画だと思う。

  • あったかい作品。最終巻は終わるのが寂しくてしばらく読めませんでした(内容は本誌を読んでいた)。

  • 最終巻

  • 転校してきた小林大和は、可愛い笑顔が素敵な少年。だがその笑顔の裏に、悲しい過去が隠されていた。彼はトラウマから無事復帰することができるのか?同じクラスなのにとっつきにくい同姓の小林三人と仲良くできるのか?
    綺麗なトーン貼りで、巻を増すごとにどんどんキレイで暖かなイラストになっていきます。しかも青春、恋愛、ポップに加え少しの悲しみの混じった話が心に沁み渡ります。最終16巻は泣くこと必至。
    大和クンの笑顔が切ないくらい可愛いくて癒されます…!

  • 最終巻。再読。泣けて心がほんわかする大好きな漫画です。千尋も好きですが私は断然大和派ですね(笑)

  • 友達から借りてはまったのがきっかけ
    この人の描く人間関係はとてもあったかいです♪

    1−16巻で終わり。

  • 楽しいことも切ないこともたくさん詰まったシリーズです。<br>
    このシリーズには大切なことをいっぱい教えてもらいました。

  • 少女マンガ不足時に読む。
    少女マンガで感動したのは久しぶりなんです。

  • 連載完結してちょっと寂しい。でもほんとにいいお話でした。千尋がサイコウ!

  • 16巻、やっと完結しました。
    どうなることかと一時は思いましたが、こうまとまったか・・・・と思った瞬間の1冊。個人的にちょっと残念なような、これ以外にまとまりようがないっていうか。この人、連載中は楽しいけど、ラストがなんだか私タイプじゃないのが難点。

  • ベースはコメディだけど、時たまシリアスで、とても暖かくなれる話

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