星は歌う 10 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 485
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592186106

感想・レビュー・書評

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  • 友情・涙・その他いろいろ…な巻。

    前巻でこの町にずっといようと決意した千広くん。
    だけど、目覚めたサクラ本人からの電話で一度東京へ行ったら、誰にも相談なしにアッサリ東京へ帰ることを決めちゃったわけですよ。なんてヒドイ男!!(゚Д゚;)笑

    でもサクは泣きません!
    以前、千広くんの過去の件で聖ちゃんに「最後は泣く羽目になる」と心配された時、「そうだね、それまではもうメソメソしたりしないよ」と約束したから…。
    しかし約束を守るのはサクだけなので(笑)、放課後の校舎裏では聖ちゃんから千広くんへグーパンがお見舞いされる…。(∩`ω´)⊃)) -☆
    聖ちゃん、「泣かされたら指さして笑ってやる、慰めたりなんかしない」ってサクに約束(?)してたのにできなかったんだね…友情や!!(´д`、)

    意外だったけど納得だったのは、聖ちゃんに「サクラに文句の一つも言いに行け!」と言われて、サクが「どうして会いになんて行かなきゃいけないの?あたしだって顔も見たくない人間くらいいるよ」と答えたこと。
    あとは、それでも「傷つけた人間にしか癒せない傷はあると思う」ってセリフはかなり刺さった。たとえ千広くんがサクたちとの交流の中で癒されてきたとしても、その痛みを本当の意味で取り除けるのはサクラしかいない~って分かってるんだよね…。(>艸<。)

    そして傷心のサクのため、かなちゃん動く!千広くんとサシで話をすることに。
    千広くんは、かつて自分がサクたちに“優しい世界は確かに存在していること”を教えてもらったように、今度はサクラにそのことを教えてあげたいんだそう。(>_<。)
    否定する人が多い生き方かもしれないけど、それでもいつか報われたらいい~と、千広くんを送り出すかなちゃんだった――。

    かなちゃんと千広くんの話し合いを盗み見してた優里と聖ちゃんの会話は、男女の見解の違いが明確に表れていて面白かったw
    サクラの元へ帰ると決めた今、誰か(かなちゃん)にサクへの想いも確かにあったって伝えても無意味~という千広くんの決意を聞いて、「それでもちょっとくらい悩む様を見せてくれてもいいじゃない、サクが可哀想」という聖ちゃんに対し、優里は「(そんな様を見せたら)貫くことにならない」…だそうですよ。
    いやいやいや、そんなカッコつけどうでもいいから悩め!と思うわ女の端くれとしては。笑
    たとえ二番手だったとしても、“私とのことを、まるで(何事も)無かった事にされる”のが一番傷つくんだよ、女は!!ヽ(#`Д´#)ノ

    ってなわけで、次巻完結です。

  • サクヤとお別れ

  • 二人で写真展に行った翌日から、千広が学校に来なくなってしまう……。事情がわからず心配するサクヤたち。そして久々に登校した千広の口から、東京のサクラに会いに行っていた事実がつげられて……!?

    --------------------
    サクヤ目線で読んでる自分としては、千広ずるい、としか思えない。サクラに会いに行っていたことを千広から聞いたサクヤも、1度はひどく混乱するけど、あっさりと受け入れてしまっていて……。フルーツバスケットの透みたいに懐広すぎて。せーちゃんの気持ちが分かる。
    そのせーちゃんも腹黒さがなんだか増している模様。ちょっと怖いわこの子。
    そして、サクラの母親が思い詰め過ぎてて。なんか、ノイローゼみたいで、千広があんな風に感じたのも無理ないな、と。

  • 切なすぎる。。

  • 二人きりでデートをし、夢のような時間を過ごしたサクヤ。しかしその翌日から、千広が学校を休み始める…。
    何かあったのだろうかと心配していたサクヤに、数日ぶりに登校した千広から衝撃の事実が告げられて――。

    サクラちゃん好きとしてはたまらない展開になってまいりました。
    うん、主人公も嫌いではないんだけどね、サクラちゃんのが大好きなんです。
    てか最近ようやくサクヤとサクラの名前が酷似していると気付いた…やっぱりわざとかな。
    サクラが目覚めたことでこれまでの日々が静かに崩壊していく感じが切なくて好きです。それでもフラフラとせず、きっぱり決心を告げた千広君は見直した。
    もうこのまま終わればいいとかちょっと思った(笑)

  • 自己決済(心の)の話。抑えた後のpp.48-49見開きはやばかったです

  • 感想は最終巻に。

  • 本当に泣かせてくれるよなと思う。最終巻はどうかハッピーエンドであってほしい。

  • もう次で最終巻ですか・・・。

    深い決断だったなぁ。
    そしてユーリのにーちゃんの話がもう入りそうもないのが残念で仕方ない・・・(笑)

  •  9巻からの気になる展開でひやひやしながら読みました〜。
     いや、私がこてこてのロクセリ好きなのでこのレイチェル生存ルートみたいな展開に動揺してしまいます。(この意味が分からない方はすみません)

     それでもサクラは本当にこんな気持ちの千広に側にいれるのかな。ずっと不安になるんじゃないだろうか。そこは千広次第だと言えばそれまでですけど。あ、サクヤはこのままでもそれなりに幸せになれそう。やはり友達が頼もしいからかな。
     本誌では完結しているみたいなのでそちらを楽しみに待ちたいと思います!

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著者プロフィール

高屋奈月(たかや なつき)
1973年、東京都出身の漫画家。1992年、『花とゆめプラネット増刊』(白泉社)「Born Free」でデビュー。2001年「フルーツバスケット」で第25回講談社漫画賞少女部門を受賞、同年テレビアニメ化され、これが代表作となる。2015年9月「フルーツバスケット another」を連載開始。
2019年、新キャストで「フルーツバスケット」がアニメ化されることが決定。

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