彼女の涙が雪だとしたら: 水森暦短編集 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 201
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592192848

感想・レビュー・書評

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  • じわりと胸にしみる切ないお話。でも、救いがあるところが嬉しい。「舞われ風車」が好きだったので単行本に入って嬉しい!

  • 2012/01/20購入・4/14読了

    別れて終わるお話が多いけど、読後感は爽やか。

    モヤモヤとしたものがないのは良いように思う。

  • 一つ一つの設定がとても魅力的で今後が楽しみな作家さんですね

  • 帯のアオリに釣られて購入しましたが、予想外に良かったです。
    作風的にあまり花ゆめっぽくないなーという印象。どっちかというとマーガ○ットとかに載ってそうな雰囲気です。
    4編収録されてますが、やっぱり表題作がいちばん纏まっていて好き。

    『彼女の涙が雪だとしたら』
    幼馴染に告白しようとした前日に事故に遭い、4年間の昏睡状態から奇跡的に目覚めた男の子の話。ご都合主義で終わらないラストが切ないけど好きです。

    『舞われ 風車』
    去年の夏に亡くなった幼馴染が幽霊になって帰ってきちゃったお話。こう書くと身も蓋もない感じですが、コメディでもなんでもなくて、切なくとも前向きなお話でした。

    『境界線』
    タイプの違う二人の少女の友情物語。女同士ならリアルにありそうなやりとりが結構あって、色んな記憶を掘り起こされながらも印象にの頃お話でした。

    『夏が咲くころ』
    夏休み、秘密基地にしていた場所で家出少女と出会いひと夏を過ごすお話。キャラ表情が荒削りながらも生き生きとしていて印象的でした。

  • 短編集すべてが好きになれる作品に出会えるのは幸せなことです。
    どの話も優しくて温かくて、そして切なかったです。
    表題作の「彼女の涙が雪だとしたら」と「境界線」が特にお気に入りです。

  • 『はじまりのにいな』から読み始めた人には、絵柄が違ってちょっと引いてしまうかも。でも、初期から見てた私には、懐かしい~。

    私的には表題の作品が一番好き。ある意味『にいな』の男版だと思う。男版だからこその読了感があると思う。

  • ・好きな子へ告白する当日に意識不明になり、4年後に目覚めた男の子の話。
    ・死んじゃった幼なじみ(女)が幽霊になって男の子会いにくる話。
    ・女の子2人の話。ちょっと百合っぽい。
    ・都会から家出してきた女の子と田舎暮らしの男の子の話。

  • 不幸ネタ多いかな。

  • 短編集。表題、「舞われ風車」、「境界線」、「夏が咲くころ」収録。
    色々な形の別れが詰まっていてじんわり来る。

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