うーん……
いや、いくら何でもダイジェスト過ぎねぇこれ?
『凍鉄の花』はちょい微妙だったが、『北走新選組(私のMacは最初に真選組って出るw)』が好きで、当時まだ幕末初心者だった私は、少女マンガでここまでガッツリ描ききった作者に、一種尊敬の念すら覚えたもんだった。
現在にしても、おそらく作者の方が情報量・知識は上だろう。
でも、だ。
10年近く経過して、震災があって原発事故があって、大河があって、資料が少ないらしい斎藤一と会津を、満を持して描いたんだろうけども。
新撰組好きークリエイターとして、疼きがあったのだろうけども(笑)。
もうちょっと焦点を絞るか、あるいはじっくり腰を据えて描いた方がよかったように思う。
新撰組の個々の人物像については十人十色思い入れがあるから、ここで何か言ってもあまり意味はないが、この斎藤一は私的には“違う”なぁ。作者、中村彰彦の『明治無頼伝』読んだのかな?
※私が幕末にハマったきっかけは何を隠そう『銀魂』だ(そして実は会津の生まれだw)。