- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592215325
作品紹介・あらすじ
校内に出没する偽ウサちゃんマンの正体に気づいた真冬。ほんの少しの出来心から、その目的に手を貸すことになって…!? 生徒会編完結&3年生もいよいよ卒業の22巻!!
2016年6月刊。
感想・レビュー・書評
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ようやくこれまでの二年間の花房の思惑が明らかに。最後にみんなに見つけてもらって、はなぶさの抱える弱さが解消されたのは普段と異なる点にスポットがメインであたっていて非常に面白かった。こまりが声を出すようになったところも良かった。
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偽うさちゃんマンの正体が判明、そして華房会長が何を想って何を願って3年間を過ごしていたかが明かされる巻
子供を守ってくれないし、信じてもくれない大人に絶望していた華房の義憤から始まったネバーランド。それがやがて百地との対立から生徒会という鳥かごを作ることになり弱い生徒を守る場所として一役買ったのだけれど、同時にそこにいれば華房が守ってしまうから弱い生徒は成長することができなくなる。
そう考えれば、華房が三年生の最後の時期に無理をしてでも弱い生徒であった生徒会役員を挑発したのは本当に彼らを大切に想っているからなのだと再認識させられた
意外だったのは華房から見た真冬の存在か。弱い者を守ると言っても華房は生徒会長以上の力は有していないし、百地との賭けにより大きく動くことは出来ない。それだけに彼に出来ることは制限があったはず。それが黒崎真冬という外部圧力によって生徒会役員が変化していくさまを見るのは華房にとって実はとても喜ばしいことだったんじゃなかろうか。
偽うさちゃんマンによる鬼ごっこは一定の効果は有ったものの、正体が不明瞭過ぎて生徒会が解決するには手詰まり感が有った。それも真冬の助言によってかくれんぼに変更し、生徒会役員だけにヒントを与えることで局面が動いていく様子はやはり真冬の存在の大きさを感じさせた
華房を疑うことを知らなかった彼らが協力して偽うさちゃんマンの正体を突き止め、隠れ場所に到達する流れはとても良いなぁ。
最後は桶川の真冬に対する想いも拾われつつ、三年生組は卒業。登場キャラクターに三年生組がそれなりの人数居たことを考えると、次巻以降の展開に寂しさを予感させてしまうが一体どうなるのだろうね?
又、どのような後輩が入ってくるのだろうか? -
生徒会長編
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相変わらず爆笑作品で期待を裏切らない。だけど、まさかの雅様いい人にちょっと残念。でも番長、そこまででいいのですか?というか、いつかまた出てくるのでしょうね、きっと。というか、出てきてもらわなければ困る!
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こんなに登場人物増えても皆面可愛くておバカでイイヤツ!桶川番長卒業なのかー!寂しいよう!個人的には黒崎は桶川とくっついて欲しい……いやでも寒川もありやな……早坂も捨てがたい!
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雅の話も素敵だったのだけど、番長が可愛くて色々吹っ飛んだ……。