神さま学校の落ちこぼれ 2 (花とゆめコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 163
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592224228

作品紹介・あらすじ

2022年5月刊

感想・レビュー・書評

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  • ツクヨミさんが想像以上に面白かった。完全に無表情なのに内心めっちゃ冷静に状況のやばさを認識していてパニクってるの可愛すぎる。
    あと無意識に結界とかそういうの壊したりできちゃうほどの潜在能力あるナギは本当に何者?能力開花したら大変な逸材になりそう。
    学友達のキャラも合宿を経てかなりはっきりしてきたので今後も期待。

  • 異性のシャワーシーンに出くわしてしまうって数多くの作品で存在するけど、少女漫画におけるこのパターンを男性目線で描くとこうなるのかという意外性が冒頭から
    「この場合わいせつ物陳列で訴えられるのは俺だろうか」と真剣に悩んでたり、足を広げて一応の配慮をしているシーンなど、ツクヨミはかなり面白い事になっていたね(笑)


    それはさておき、ナギの神通力の正体についてヒントとなるような描写が。トータは神力が弱い証拠と言っていたけど、2話の描写を見る限り、それもどこか違うような
    結局、ナギの力がどのようなものか判らないまま。ここで嫌味を言ってきたトータには気丈に振る舞えても、逆に言えば一人にならないと弱さを出せないナギは哀しいね……

    それだけにナギの祖母であるウズメの努力時代を知っており、且つナギに進むべき方向性を教え諭してくれた學園長との会話はナギの心を挫けさせないという意味ではとても大切な出会いになったのではなかろうか
    こうして祖母の話を基にやる気を取り戻すという事は、ナギにとって祖母の喪失や寂れゆく神社というのは心の奥深くに今も有る気がかりになっているんだろうなぁ

    ……そうして教育者としての人の良さを見せたのにこの學園長はとんだ食わせ者だったね!何段構えでナギ達を騙したんだ、この人……

    ただ、危機的状況に陥った事で、逆に何をしなければならないかを明白に出来たのは生徒達にとって良かったと言えるか
    時間制限以内のゴールは普通なら難しいかもしれない。けれど集うは超常の力を持つヒミコ達。なら力を合わせればやってやれないことはない筈
    ここでチームの方針を定め、非協力的だったトータに協力させたナギは本当にお手柄なんだけど、やっぱりヒミコとしてチームに協力できないというのは口惜しいよなぁ
    …と思わせておいて、ヒミコ以外の部分で協力すれば良いというのは発想の転換では有るんだけど、だからってあんな方法取るかな(笑)


    ゴールし上位に入れたものの何とも言えない微妙な順位。なら彼女らが何を手にしたかと言えば、やはり同じ目的の下に協力しあった仲間との絆という事になるのだろうね
    それが最も現れたのが10話で描かれたスタンプラリーメンバーでのどら焼き作り。実際に作った女性陣だけでなく、タロウやサガミもどら焼きを食した。更には部屋に籠もっていたし、何なら課外活動中には何度も嫌味を言ってきたトータの分け前も有ったというのは良いね

    能力が詳細不明のナギにとって大変な事ばかりの学園生活。彼女と苦楽を共にしてくれる仲間達との絆が早くも見えたように思えるよ

  • 赤瓦先生の素敵絵とアドリブが入ってるからかもしれないけど面白い。
    原作も読んでみたくなる。薬屋のひとりごとの方も読んでみたくなる。そのうち、ご縁があったら原作も拝読しよう。

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著者プロフィール

漫画家。2011年、『ザ花とゆめ』(白泉社)にて「恩返しUMAうにょくらげ」でデビュー。著作に、実写映画化・実写ドラマ化した『兄友』(白泉社)や、『ラブ・ミー・ぽんぽこ!』(白泉社)などがある。
Twitter @modomutu

「2023年 『神さま学校の落ちこぼれ 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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