月の子 第1巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883418

感想・レビュー・書評

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  • よくばりすぎて
    よくわからず

  • 全8巻

  • まんが

  • 絵が綺麗。
    ベンジャミンの美しさ
    (そして最後のセツの美しさ)
    それだけで(略)

    ただ、ショナの面食い要素がかなり引っかかっていて、
    それさえなければ、満点だったような。
    アートを引き立たせるためなのだろうけど
    少し・・・なぁと。

    ギルの、ベンジャミンへの憎しみが唐突で(割と)
    深すぎるので
    そこもまた戸惑ったというか。

    でも総合的には素晴らしかった。
    ギルの生まれ変わりのお話も読みたいなー

  • 切なくて美しい宝石のような作品。
    彼の優しい夢が永遠でありますように。

  • 残酷なほど美しい物語の代表格

  • 久々に再読。やっぱり清水作品は色っぽい。本当に恋をしている人の色気を描かせたら右に出る者はいないですね。長野まゆみ作品がマンガ化されることがあったら、清水さんに描いてもらいたいものです。

  • すごくおもしろい

  • マンガだからこそ描ける、ビジュアルで訴えかけてくるものが見事。
    少女マンガでしょ、と思ってナメてると痛い目にあう。

  • 読みたくて読みたくて我慢できなくて
    amazonで大人買いしてしまったもの。
    絵は綺麗だし、
    ストーリー展開にも一言では言い表せない感動がある。
    ラストシーンに、読後は暫く呆然としてしまったり。

  • 人魚姫と人間の王子のあいだに生まれたジミー、セツ、ティルトの三姉妹と人間たちとの関わりが地球の運命を左右していく物語。美の極致といった感じのベンジャミンと正反対の容姿をもつリタが、最後に重要な役回りをするのが皮肉というか、圧巻でした。しかし、ラストのセツは綺麗だったなあ。ベンジャミンより好きだって人も多そう。ティルトがジミーを許せないのは、わたしにはよく理解できた。

  • 再読

  • 一気読み。
    序盤でチェルノブイリが出てきた時は今後の展開予想にドキドキしたが、
    まさかそれをあんな最後まで引っ張る話になるとは…。

    清水さんの話って起承転結の『承転』あたりがずば抜けて面白い気がする。
    人魚姫の話をうまくモチーフにしてるなぁと思ったのですが、
    アートがベンジャミンの王子さまだった理由がわからず。
    あと魔女はなんだったんだ?

    後半はほとんどメインキャラ以外の人魚が出てこなかったのも残念。

  • 少女マンガなのにこのSF要素はおもしろい。

  • 美しさの裏側にある残酷な人間の世界。

  • ラストがズーンとくる。
    セツの報われ方を見て、よかったなあと救われた。

    輝夜姫より、私はこちらの方が好きかな。相変わらず、絵が美しいです!

  • SF、童話、社会問題を絡めた、清水版人魚姫。
    人間の狂気と愛のドロドロをオーバーでもなく、突き放すでもなく丁寧に描けるのは清水玲子さんならではないかしらと思います。
    サイエンスフィクションとファンタジー、ロマンスのミックスが絶妙。

    ラストシーンでは優しい世界と、悪夢の世界、どちらが本当の世界なのか?という問いを投げかけられ、もの凄く不安にな気持ちになる。
    少女、恋愛漫画にありがちなほんわかを吹っ飛ばす終わり方が好きです。

  • 出だしは面白かったんだが…。チェルノブイリが絡みだして置いてかれた気がする。いや、そうじゃないな。そこはかとなく漂うホモ臭が全ての原因か。

  • この世界でたったひとりだけ。

    読んだあとに考えてしまう。

  • kimuのバイブルです。別格扱いの漫画です。
    「ジャックとエレナ」シリーズも凄い好きですが、「月の子」は、別格です。
    最終巻の“悪夢”に関するあの終わり方が当時は凄い衝撃でした。
    是非是非、最後まで読んでもらいたいです。

  • この作者にはまるきっかけになった本。
    主人公カップルよりも、セツとショナの脇役カップルが好きで仕方ありませんでした。
    美しい絵は今も昔も変わりありません。

  • 清水玲子の中でも一番か二番に好きな作品です。

    これはほんと切ない・・・泣ける!
    愛する気持ちって素敵だなぁ。
    暖かい気持ちになる。
    もっと自分の愛する人を大事にしなきゃって。

    絶対、一度は読んで欲しい作品です。

  • それぞれの愛のかたち。

    繊細でふんわりとした筆致と、鮮烈に描き出される狂気の対比にギクリとする。
    それこそ清水玲子さんの真骨頂だと思う。

    読後ぐったりするのが分かっているのに、
    手にとってしまうのは、それ以上に胸に響く何かがあるから。


    ティルト…!

  • ぼろぼろです。泣き疲れるよー!小学生の時、ベンジャミンの似顔絵をよく描いてました。美しいものに心を奪われる、という感覚。そういえば、「天使とデート」の時のエマニュエル・べアールが、ジミーそっくりです!この世のものとは思えない美しさ。

  • 清水玲子の作品で一番好き。

  • 超大作。切ない!
    けどあんまり覚えてないのでもっかい読み直したい…
    叔母から借りて読みました。

  • 1-13
    ニューヨーク、産卵のため月から帰ってきた三つ子の人魚ベンジャミン、ティルト、セツ。しかし女性として子ども(卵)を産めるのはベンジャミンだけ。彼(彼女:普段は小さな男の子だが、好きな人の前だと絶世の美女になる、性が変わる)が恋したのは、おちぶれたダンサーのアート。しかしベンジャミン=人魚が、アート=人間の男性に恋をすれば、大きな災いが起こるという。物語は様々な人々の思惑、感情を孕んで、やがてその大惨事と運命の愛の結末へと向かっていく。

  • 主人公ベンジャミンより
    セツ目線で読んでました。笑

    セツとショナが大好きでした。
    セツを守るティルトも悪役だけど好きだった!

    女性化するか、しないか…
    そんなユニセックスな設定がまたドキドキ*

    ショナが積極的にベンジャミンに
    求愛してて…何気に興奮でした(笑)

    小学生のときに読んだから結構刺激的。笑

  • 文庫版全8巻。
    ティルトはすごいなぁ・・。
    ティルト。

  • あいかわらず世界が素敵!でも、ベンジャミンがちょっと苦手だなぁ…。

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著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学(ピアノ専攻)卒業後、NHKラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版-ワクワク☆春・夏のうた-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水玲子の作品

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