トランシルヴァニア・アップル (白泉社文庫 い 1-17)

著者 : 樹なつみ

• 白泉社 (2007年3月20日発売)

感想・レビュー・書評

[starkirariさんの感想 · 2016年12月11日]

獣王星とかOZとかと違ってSF色はなく、普通のできのよい少女漫画でした。
トーシローとか、時代がかった言葉が出てきて、今読むと懐かしさを感じずにはいられません。

[ちょさんの感想 · 2013年3月3日]

　樹なつみの単行本未収録の短編が表題作。
　このコンパクトさと展開のスピーディさはさすがだなぁ。THE少女漫画という感。華やかでかっこいい、かつ少し切ない。
　大人になってから読むと、女性に対して結構シニカルな視点を持っているよーな気がする。少女漫画なのに女性に対し肯定的ではない。それがツンデレ的魅力なのか、女の敵は女であるという安心感なのか、気になるｗ

[romanticism27さんの感想 · 2011年12月15日]

所長かっこいい

[ししぼんさんの感想 · 2011年10月21日]

ルビーの相続を巡って誰がいちばん美しいかを競うコリンズ3姉妹。美しいマクシミリアン卿に誘われ、従兄弟のフェイを判定役に連れて行くが...吸血鬼伝説を下敷きにした悲しい、不思議な切なさが味わいのトランシルヴァニア・アップル。ただ、輝きを感じるけれど力量が追いついてないな...と感じる初期の作品。

サンフランシスコのフレイザー私立探偵事務所のバイ・セクシャルの所長ジェーン、バイトにやって来たUCBの学生でグイドの義息ライナーのコンビが活躍する、二編。
ダイヤをめぐる陰謀や、マルチェロにも出てきたシルヴァーナが登場のプラチナ・キラー。
これは大分余裕を感じる。二話で終わらせずにもっとシリーズ化すればよかったのに。二話目はサンドラ・ブロックのデンジャラスビューティ的なお話。