- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593100231
作品紹介・あらすじ
世界的絵本作家オリヴァー・ジェファーズが、誕生した息子にむけて、この世界のすばらしさや不思議さ、生きていくために大切なことを伝える、心を揺さぶるメッセージ絵本。地球の説明からはじまり、世界の人々のこと、言葉のこと、すぎていく時間のこと……。ページをめくるたび、世界は、彩りに満ち、深い優しさもったものとして描かれていきます。
子どもから大人まで、今この地球でとほうにくてれいるすべての人たちに、きっと何かの案内になる絵本です。
感想・レビュー・書評
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これは、素晴らしい絵本でした。子供が小さい頃に読んだあげたかったなぁ。私自身も子供の頃に出会いたかった。
『息子のハーランドへ
これは君が生まれて2ヶ月の間に僕が作った本です。この世界のことを理解できるように試みたもので、君が知っておいた方が良いと思ったことをメモしてあります。』
お父さんならではの視点で、子供への愛情や責任のようなものが伝わってきて、ほっこりもしました。そして、何より、小さい時に、宇宙や地球のことを、ざっくりとでいいから知るって、とても面白く好奇心を掻き立てられると思う。
お子さんが生まれた方に、もう少し大きくなったら読んであげてと、プレゼントしたい一冊になりました。
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スケールの大きなすばらしい絵本
〈 世界的絵本作家オリヴァー・ジェファーズが、誕生した息子にむけて、この世界のすばらしさや不思議さ、生きていくために大切なことを伝える、心を揺さぶるメッセージ絵本。〉
このちきゅうでくらすためのメモ、ですって
俯いて暮らす私たちへのメッセージですよね
うちゅう、ちきゅう、ひと、どうぶつ
絵がすばらしい!色づかいも!
壮大で、どこまでもやさしいのです
大きく深いもので満たされました
≪ もろいけど ここにいるんだ このちきゅう ≫ -
この絵本めちゃくちゃ好き。
生まれてきた子どもにとっての世界の地図になっていて(成層圏とか出てきてちょっと難しいとは思うけど)、人生へのエールになっていて、ちょっとユーモアもある。
これは絵が綺麗だな〜というレベルから始めて、宇宙に興味を駆られるようになる頃も、人と交流が楽しめるようになる頃にも、繰り返し読んで楽しめる気がする。
理系夫婦の友達のお祝いとしても、胸を張って渡せるので、とても嬉しい。ワクワク。 -
地球のこと、人として生きるということ、その2つの大事なことが描かれた絵本です。
宇宙の中には何があり、地球の中には何があり、生き物の中には何があり、人間の中には…色々ありますよね。
地球も他人も大切にしないといけない、当たり前であると同時に難しいことを説いている素敵な絵が沢山の一冊。 -
「この ちきゅう」に生まれたばかりの息子に語りかける、温かいパパの言葉。宇宙のことから人体の仕組み、最後に「きみは このちきゅうで けして ひとりではない」ことを強く言いたい思い。勇気が出る絵本です。
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壮大なスケールで 宇宙から眺めてから
どんどん降りてきます
ちきゅうで生きるために
どうやって生きていったらいいの
難しいことはない
みんな同じ 助け合って教えあって生きていく
そんな温かなメッセージを伝えてくれます -
〝この地球には、見るものも、やることも、いっぱいある...この星では、物事はゆっくり進んでいくこともあるけれど...はやく過ぎて仕舞うことの方が多い。だから、時間は大事に使ってね。あっという間になくなっちゃうから...僕らは長い間、いろんなことを学んできたけれど、まだ全てが判ったわけじゃない...きみ自身の力で見つけていくことが、これから沢山あると思う〟絵本作家オリヴァ-・ジェファ-ズが、誕生した息子に向けて、この世界の素晴らしさ、不思議、生きていくために大切なことを伝える、とてもいい絵本。
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地球は大きくて、色んな人がいて、何かあれば誰かを頼ってね、1人じゃないよ!という内容なのだけど、抽象的すぎて何も残らなかった。
生まれたばかりの息子に向けて描かれた絵本なので、乳幼児にざっくりと地球について世の中についてを説明するには確かにいいのかも。
絵は可愛らしくてこれからの未来が楽しそうに描かれていていいなと思いました。