- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593521319
感想・レビュー・書評
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ファンタジーなのか実際にあったことなのか、曖昧だけど、みんなの思っていることが書かれているような気がする。
世の中はいろいろだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友人からいただく。ポーの部屋の本棚に宝物がもう一冊増えた。
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ケイト・グリーナウェイの名前はマザーグース絵本の絵でよく知られている。
ああ、あれね!と思い当たる人が多そう。
後書きを見たら1846年英国生まれの画家さんで、このクラシック絵本にいたっては1987年発行のもの。
図書館の片隅にあるのを見つけた時の嬉しさと言ったらもう。
【窓の下は わたしのお庭よ
そこには あまい あまい花が咲くの】
で始まる、一ページずつの小さなお話。
まるで詩のようなテキストに、グリーナウェイの絵が添えられる。
いや、むしろ絵がメインで、そこから湧き上がるイメージをテキストにしたような。
何度見ても、どれだけ繰り返し眺めても飽きることがない美しさだ。
登場人物たちの古風な衣装。英国式の庭園や家並み。
猫・魚・鳥・牛などの生き物たち。小さな花や雑貨。
何よりも、子どもたちの可愛らしさ。
目次の前にも5ページ分の絵がプレゼントされているという楽しみもある。
カードにして持っていたい絵が、いくつもいくつも。
子どもの本の優れた挿絵に与える賞に「ケイト・グリーナウェイ賞」というのがあるわけを、改めて思い知ることになった。
子供向けとは言いがたいが、絶版などにならず、いつまでも読まれてほしい名作だ。 -
古いイギリスの絵だね〜
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たまに表情が怖いと感じる時もあるけれど、
木や花等の自然は都会に住む者としては憧憬の風景です。
子供達の活き活きとした仕草が何とも言えません。
人数の多さが印象的な12人姉妹が愛らしいです。 -
【逗子図書館所蔵】【library222所蔵】【購入可能】
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(1冊 : 25cm)
ケイト・グリナーウェイ(英、Kate Greenaway 1846-1901)
訳は白石かずこ女史
マザーグースが好きな人は、この絵に惹かれるのではないかなと思う。優美なデザインや静かな空気感がお勧め出来る。