くるみわり人形 新装版

  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 84
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (99ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593521326

感想・レビュー・書評

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  • 作者の魔法のような文章は、努力して身に付けたものなのだろうか? それとも、ある日突然芽を吹いて育っていったものなのか? それとも、やはり魔法のように、生まれながらに持っていたものなのだろうか。
    センダック氏の怪しくも豊かなイラストが彩りを加える。

  • 人形の兵隊が夜中に動き出す、っていうのは、子供の頃なら誰でも信じてる想像で、大人が信じてくれないのもお約束。
    くるみ割り人形が、呪いで姿を変えられた王子なのもロマンがあっていい。
    ただ、全てを知っている筈のドロッセルマイヤーおじさんが、くるみ割り人形たちとねずみの戦争を目撃したマリーへのフォローが少し素っ気無い。
    くるみ割り人形がマリーをお菓子の国に案内する描写はそこまで行くと「夢オチか?」と思ってしまう程現実味がない。
    最後の、くるみ割り人形のドアップにしてやられた。

  • モーリスセンダックの絵!

  • 2018年4月22日紹介されました!

  • センダックの絵のくるみ割り人形!と驚いて読んだところ、こんな話だっけ?!とまた驚いた。
    落ち着いて考えてみると、私の中の「くるみ割り人形」は、「すずの兵隊」だ…。
    というわけでおそらく初めての「くるみ割り人形」、スリリングで面白かった。
    センダックのイラストがこれでもかと豪華に挿入されていて、テンションも上がりっぱなし。
    あのかいじゅうが顔を出していたりと、遊び心も。
    幸せな気持ちになる一冊。

  • 27年度 (3-3) 紹介

  • 娘(小1)がクリスマス前に図書館から借りてきた大型本。100ページあり、読み聞かせ完了に1ケ月を要した。良質の紙を使用、あざやかな色のイラストが多数。残酷な部分やグロテスクな部分もそのまま記述されており、子どもをわくわくさせる。ストーリー展開も面白い。大人も楽しんで読めた。

  • センダックのこの絵本が大好きで、いつかくるみわりをやりたいなあ、なんて思うようになりました。クリスマス前から保育園玄関に2人います。(たまに3人に増える)チャイコフスキーの音楽を聴きながら読んで欲しいらしいですよ。クリスマス前に必ず読みたくなる本です。

  • クリスマスの夜の、不思議な素敵なお話。センダックの絵は好みが別れるかもしれませんが私は大好き。豪華な挿し絵で物語を堪能できます。クリスマスの贈り物にうってつけ!きっと記憶に残るプレゼントになるでしょう。

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著者プロフィール

E. T. A. ホフマン
1776~1822年。東プロイセン、ケーニヒスベルクに生まれる。裁判官となるが、失職後は劇場監督に就任し小説や音楽評論を書き始める。のち裁判官復職後も創作を続け、幻想的で特異な独自の世界を構築した。

「2022年 『ホフマン小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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