英国情報局秘密組織チェラブ Mission2

  • ほるぷ出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593533923

感想・レビュー・書評

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  • ジェームズハーレムじゃん!もーモテモテねー
    ニコールみたいに、心の傷を持った人を見つけて癒す機関があればよかったね
    キースへの同情は、子供ならではだなあ。大人は、大人である責任があるって知ってるから、同情しそうになってもセーブできるんだろう。
    ケリーやローレンの活躍を楽しみにしてる。

  • 副題「Mission2クラスA」~ジェームズとブルースは周りの忠告も聞かずに無謀に訓練に参加し,ケリーとブルースが喧嘩を始めてしまい,残り休暇を取り上げられてキャンパスに戻ってくるが,与えられたミッションは麻薬組織KMGに子どもから接近して情報を収集することだった。キース・ムーアは別れた妻との間にリンゴという長男,ジュニアという次男,その双子の妹エイプリル,その妹のエリンがいる。カイルはリンゴに,ジュニアにはジェームズが,エリンにはケリーが接近することになったが,ジェームズは転校早々に殴り合いを演じて,その午後には学校を抜け出してゲームソフトを万引きする冒険を通して親密になった。ジュニアはボクシングを習い,そのコーチを通じて末端の運び屋が養成されているが,実の息子のジュニアにはコカインは触らせない。ケリーはキース・ムーアと商売上の付き合いのあるインド系食品工場経営者の息子と親しくなり,食品工場の屋根裏でコカインを小分けにする工場を発見する。見張るべき場所がはっきりしたチームは,コカインに携わる人々を検挙したが,キースが関わっている証拠は挙がってこない。ジェームズの13歳の誕生日,ジュニアと親しくなったニコールはコカインを吸飲して,死にそうな目に遭い,チェラブから追放する憂き目となった。あと一歩で追放されたかも知れないジェームズも気が気ではなかった。ジェームズとケリーは40kgのコカインを運ぶ仕事に抜擢されるが,届け先が分からないままバス停で待機していると,見るからに不良3名に取り囲まれ,ショットガンで脅されて持ち物すべてを取り上げられる。このままでは帰れない二人は首謀者の風体で聞き込み,自宅を急襲してすべてを取り戻すが,これはキースの仕掛けたテストだった。キースに見込まれたジェームズは,バカンスに出掛けるフロリダの別荘で,キースの持つパソコンから情報を抜き出す使命を与えられる。分析すると,今後コカインには手を出さず,家族が暮らしていける資産を引き出そうとしているようだ。南米に伝手を持つ麻薬組織がキースの別荘を襲い,資産の在処を聞き出そうとするが,運良く浜に出ていたジェームズは拳銃を奪って,襲ってくる男を撃ち,ランドローバーを走らせて,応援を呼ぶことに成功した~mission2:クラスAとは麻薬のランクの事で,コカインはこれにあたる。マリファナはクラスC。悪人らしい悪人っていないのかも知れないと思わされる。妹のローリンは1回目の基礎訓練で指導員に重傷を負わせ,やっと残ったが2回目で合格になるだろう。この話はまだまだ続く

  • ジェームズの二度目のミッションは、麻薬ビジネスと青少年・・・・・・
    ドラッグの密輸、販売、配達などの元締めである男の子供たちと親交を結び、彼らの家庭に入り込んで情報収集につとめること。

    ジェームズは、息子と親しくなり、くすりの配達のアルバイトを始める。
    ある日、すこし遠くの町まで、同じくチェラブメンバーのケリーとともに配達に出かけると様子がおかしい。待ち伏せされていた男に、商品と、自分の身につけていたものをとられる。
    ここで逃げ帰らないのが、この二人です。なんと取り戻しに行きます。そこで父親に信頼されたこともあり、色々な情報を探り出す。

    この巻では、このミッション1つが描かれている。本当に面白いですよ、このシリーズ。
    妹のローレンもチェラブに入り、度胸のある女の子なので、彼女の活躍も楽しみなところです。

  • 子供がこんな強くていいの?みたいな感じで、またミッションが
    今のリアルにある問題で、面白かった

  • ミッションの内容的にはまあまあ。ニコールのケースが悲しかったですが、よりリアルにはなるエピソード。彼女の気持ちも、わからなくはない。だから悲しい。

  • チェラブの2巻。読むのにしばらく間が空いてしまったけれど、読み始めたら一気に読んだ。最近の児童書としては、かなり良質な方ではないかと思う。

  • わかりやすい展開で児童向けに書かれているのでしょうが、バイオレンスが過激で違和感を感じます。

    欧州ではベストセラーになっているそうで映画化もされるようです。
    しかし日本ではうけないと思います。
    というのも作品のテーマや展開といった質自体が低いです。
    これでハリーポッターの次を狙っているとしたら、お粗末過ぎます。

    もう次は読まないな。

  • 今回はいきなりのミッション。しかも相手は麻薬関連組織のボス!その息子たちから情報得るため、一緒に色々悪いこともやらかすんだけど、ひやひやしたり痛快だったり。ボスも、家族は大事にしていたりとか。面白かった。3巻、早く借りたいな。

  • 麻薬密売組織KMGの捜査のため、組織のボスの子供たちに近づく。

    ジェームズの軽挙さが目に付くけれども、全編ミッションの話でおもしろい。

  • 読書嫌いのおいっこのために書いたというチェラブシリーズ第二弾。主人公のジェームズは優等生でもないし、いい奴という感じでもないし、欠点だらけのどちらかというといい加減な奴なんだけど、なぜか現場ではいつも大活躍。こんな奴いるよなあ、あんまり好きじゃないけど。

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著者プロフィール

1972年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、「読みたい本がない」というおいっ子の不満を聞いてこのチェラブシリーズを書いた。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得し、シリーズ合わせて英国国内だけで80万部、14もの賞をとるベストセラーに。13年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している。

「2014年 『Mission10:リスク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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