- Amazon.co.jp ・本 (15ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593810161
感想・レビュー・書評
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1971年コールデコット賞受賞作
「むかしむかし、おはなしは世界中のどこにもなかった。」というはじまり。それは、空の王者ニヤメが黄金の箱の中におはなしを入れて独占しているから。アナンセがおはなしを買取りたいと申し出るというわくわくするストーリー。
ニヤメに3つの難しい条件を出されるのですが、なんだか都合よくさくっとクリアしていく印象。
特に人間の目には見えない妖精は捕まえるのは不可能なんじゃ?と思ったら、アナンセはアフリカ民話ではメジャーなクモ男らしいので彼には妖精が見えるのですね。
でも妖精が罠に嵌って捕まえられるシーンは独特でちょっとおもしろい。
アフリカの鮮やかな版画絵がステキ!
でも子どもの関心はやっぱり赤く映えているパンツ一丁の姿(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紙芝居。2年生読み聞かせに持っていきました。
時間は、5分見ておけば大丈夫…のはずでしたが、
教室がざわついていたため7分くらいかかってしまった。
むかしむかし、”おはなし”は神様が箱に入れて持っていました。
くもおとこのアナンシはその”おはなし”たちを人間世界に譲ってもらおうと神様の元を訪れます。
神様は”おはなし”を渡す条件として「鋭い歯をしたオセボ・ヒョウ」「刺されたら火のように痛いムンボロ・クマンバチ」「人間の目には見えないモアチアの妖精」を連れてくるようにいいます。
アナンシは知恵を絞ってそれらを捕まえ、人間の世界に”おはなし”が散らばるようになりました。
子供たちは内容よりも「この人パンツ1枚じゃん!破けたらどうすんの?ぱんつ ぱんつ ぱんつーー」という感じでした。ちゃんと内容分かったのか?!(笑)