春の包帯少女1 (メテオCOMICS)

著者 : 佐藤ミト

• ほるぷ出版 (2013年5月11日発売)

感想・レビュー・書評

[mmntmoriさんの感想 · 2013年7月11日]

なんとなく、帯と表紙に惹かれてジャケ買い。内容の前に、カバーに使われている紙が好きです。今度調べようかと思います。内容はまさにタイトルの通り。しかしまだ肝心の主人公の持っている力についての説明が乏しいので、今後の展開に期待。

[どっこいしょさんの感想 · 2013年5月17日]

　表紙が気になりすぎたので購入。1巻ということでまだ作品の真意はわかりませんが、興味が出てくる構成となっていました。

　秘密の共有が生むもの。自分の大切なモノを傷つけてしまったハルとそれを秘密とすることで関係を保つナツ。両者とも傷を負いながらもなんとか繋がっているこの儚さが良いです。ハルの能力とは別に、ナツも能力を持っていそうですが、それを打ち明けないのは離れてしまうかもしれない恐怖か別の何かか。まだまだ謎が多い作品なので次の巻が楽しみです。

　包帯少女、闇を抱える少年、それぞれがどういった思いで行動するのか、そこに加わる悪を憎む少女・秋。名前的に言えばあと1人加わるのは確定なんですかね。1巻で謎が多い作品は次が気になってしょうがないです。