マレー獏は悪夢を見ない: 夢をコントロールする民族・セノイへの旅

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594014766

感想・レビュー・書評

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  • 夢を自在にあやつるというマレーシアのセノイ族に会いに行った大泉氏のルポ。夢を操っているのか、それとも単なるアニミズムかという問いが繰り返される。それが直接聞くとセノイの人は操っていないと答えるのに、実際は夢の中での立ち居振る舞いが指示されたりして、操っているように見える。アニミズム社会は夢でも自然でも、一生懸命観察して生きてきたことがわかる。
     現代は観察しなくても生きていけるので、観察力の喪失が源田人の課題であることがわかる。
     もう少し突っ込んだ内容を期待したが、この程度なのかな。

  • 息子が明晰夢に興味を持ったので、本棚にあった本を思い出して読んでみた。

    いや〜面白いです。
    夢見の民族セノイに会いにマレーシアにいったノンフィクション。

    民族に共通の夢の意味と
    個人に対しての夢の意味がある。
    ある人にとっては、ラッキーなサインが、他の人にはアンラッキーになる。
    注意深く観察せよ。
    というのが、すごく残った。。。

    うーむ、夢見、できるようになりたい!

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。デビュー作『説得』が講談社ノンフィクション賞を受賞。「水木原理主義者」を自称するほどの水木しげるファンで、代表作に『消えたマンガ家』などがある。

「2015年 『さらば、ヘイト本!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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