僕は、涙の出ない目で泣いた: 視力障害の天才ヴァイオリニストがつかんだ人生の光
- 扶桑社 (2000年12月1日発売)
本棚登録 : 36人
感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594030452
感想・レビュー・書評
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アイザックスターンとの出会い、の前の章まで読了。
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目の障害があるということで手に取ってみた。(偏見などではなく眼に興味があるため)
でも、内容は当然ながら音楽の話が中心。音楽に詳しくない私にはいまいち理解できないことも多かったが逆に一流と言われる音楽家とは…というのが少し分かった気がする。
音楽に対して様々な解釈をして、それをどう表現するか。感覚的なことだから、それを他人に分かるように共感してもらえるようにいかに表現するか、そこに個性や自分らしさをどれだけ組み込めるか。それが音楽で成功出来るかどうかの分かれ道。とうことらしい。
そんなことを考えながらクラシックを聴いたらいつもとは違う世界を感じられるかもしれない。 -
この本と一緒に彼のCDを借りた。
ピアノをちょっとだけかじったことのある私は楽譜を見ながらでも暗譜をすることにかなり苦労した。
見えない彼はまず暗譜することから曲に取り組む。
視力をなくしたおかげでバイオリニストになれたと言う彼の前向きさを耳でも感じて欲しいなぁ。