UFJ消滅: メガバンク経営者の敗北

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594047900

感想・レビュー・書評

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  • バブル崩壊後の主要21銀行再編のドラマから、三和銀行に的を絞って物語としたもの 
    ①三和銀行の経営理念「ピープルズバンク」は空
    ②権力闘争の企業風土 頭取補佐官制度でピーク
    ③内向きの抗争体質は金融庁との対立を生み自壊した
    ④国家権力と対峙すると恐ろしい 金融庁・経産省
     繰り延べ税金資産の認定
     資本政策 格付け機関
     不良債権区分の認定

     コロナ禍の後に金融体制は再々編を迎えるのか
     みずほ銀行の弱体化
     地域金融機関の展望 少子高齢化問題

  • UFJ銀行の誕生から消滅のハイライト。

    おっもしろいです。
    面白すぎてちょっとうそ臭いです。
    これからどうなるんでしょう、
    ワタクシはあまり物を知らないので軽々しく言う事ではないのかもしれませんが
    外資にいいようにされるのだけは勘弁してほしいです。

    基本的には、小泉改革は何がよかったのかよく分りませんでしたが
    (郵便局の窓口対応は確かにレベルアップしました)
    不良債権問題に関しては頑張ってたんですね。

    著者さん、小説もお書きになってるとのことなので、捜してみようかな。

  • 懐かしい人々が出てきます。
    もうちょっとましな潰し方があったはずなのに。
    モラルを欠いた経営者と会社の末路。
    いい部分もあっただけに残念。

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著者プロフィール

須田慎一郎(すだ・しんいちろう)
経済ジャーナリスト。1961年東京都生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経てフリー・ジャーナリストに。
「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)、「そこまで言って委員会NP」(ytv)、など、テレビ、ラジオの報道番組で活躍中。 また、2007年から2012年まで内閣府の多重債務者対策本部有識者会議の委員を務める。政界、官界、財界での豊富な人脈をもとに、数々のスクープを連発している。
著書に『ブラックマネー』(新潮文庫)、『山口組マネー』(宝島社)、『投信バブルは崩壊する! 』(ベスト新書)、『下流喰い 消費者金融の実態』(ちくま新書)、『「階級格差」時代の資産防衛術』(イースト新書)などがある。

「2019年 『なぜカリスマ経営者は「犯罪者」にされたのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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