イエスの古文書 上 (扶桑社ミステリー ウ 4-2)

  • 扶桑社
3.12
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本棚登録 : 169
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594049102

感想・レビュー・書評

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  • 感想は下巻にまとめます

  • レビューは下巻で

  • ニューヨーク広告代理店の社長が業務売却先の印刷コングロマリット会長から新訳聖書の改訂版を予定しており、その宣伝広告の改訂の依頼を受けるところからストーリーが始まる。

  • 上・下巻

  • ダ・ヴィンチ・コード以来、この手の本があると買わずにいられない。

    この本、実は1972年に『新聖書』発行作戦、の改名リニューアル本なのだ。

    30年以上前の作品なのに読んでてちっとも古さを感じないところがすごいっ!
    しかも、上下と読み進むに連れてどんどん興味を惹かれる。

    途中、いくつかの問題定義に対して答えがないじゃん!って部分もあったけど、ページ数の問題なの?と解釈した。



    物語は、イエスの実弟ヤコブが書いたとされる聖書をある人物が発見、それを出版するってのが軸になってて、そこに枝葉のような物語が付随されている。

    果たして、発見された聖書は本物なのか、新聖書は出版されるのか・・・・!



    新聖書を読んだ人々に、幾多の奇跡が起きるのだけど、具体的に今ある聖書と何が違うかって記述はどこにもない。

    それが知りたいのに・・・・・



    ま・・宗教を題材にしたものはいずれにせよ曖昧な部分や伏せざるを得ない場所があるのは否めない。

    そういうモンなんだろうなぁ・・・



    物語の最後に、シニカルで通った宣伝会社の社長(主人公)が真理とは愛だと知り、愛するためには自分自身を他人の全部を信じなければならないことを知る。

    愛を心に抱いて初めて、生きるものの全てが、生きることの目的と意義を知るのだとわかる(本文中より)

    この件が私にとってもこれから目指す場所かなぁ〜とか感じました。

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