イエスの古文書 上 (扶桑社ミステリー ウ 4-2)

  • 扶桑社
3.12
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本棚登録 : 169
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594049102

感想・レビュー・書評

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  • 感想は下巻にまとめます

  • 現在の聖書について、キリスト教徒の不満を解消させる様な物語。それも荒唐無稽ではなく、深い古文書の知識から尤もと思う内容にしている。

  • レビューは下巻で

  • ニューヨーク広告代理店の社長が業務売却先の印刷コングロマリット会長から新訳聖書の改訂版を予定しており、その宣伝広告の改訂の依頼を受けるところからストーリーが始まる。

  • イエスが磔刑後、生き返りローマで五十歳で死んだという弟の文書が発見され、新聖書が発刊される大プロジェクトが始まり、主人公が大宣伝を頼まれる。古文書は教会に復讐を誓う老人の渾身のぎさくだったことを主人公が突き止めるが、証拠を老人から受け取る寸前に交通事故を装ってころされる。発掘現場で証拠の偽古文書を発見してパリ空港内で逮捕される。身柄拘束、証拠は没収され、発見のイベントは世界注視で完了。実は大物たちが仕組んだ偽裁判だった。このカラクリを暴いてどんでん返しかと思いきや、主人公はやる気になったというところで、終わるという消化不良。クライマックスで突き落とされる、不満が残る。

  •  イエスにまつわる新しい文書の発見。そして新聖書の発行プロジェクト。
     ビジネスとしての聖書発行。それにまつわる人間模様。発見されたイエスの実像を告げる文書が人々に様々な影響を与えて行く。

     聖書って、そんな風に構成されているのか…。と基本からわからないことが多いが、世界をまたにかけた壮大なストーリーを予感させる。

  • -

  • 買ったときは読めなかったけど、断捨離しようと思ってペラペラめくってみたらいけそうな気がしてきた。でも、きっと読まないだろうな。ってことで断捨離行き。

  • ネタとしては面白い。ただ訳が古いなあ…原作自体も昔だから、ストーリー展開も古いけどそれは気にならなかった。しかし問題はオチだよ!何ひとつ解決しとらん。それが味って話もあるけどこれは違うよね。残念。

  • キリストの実弟による福音書が発見され、第二の復活を記した新しい聖書の出版にあたっての宣伝を依頼されたランダル。
    その原稿を読んだ者に奇跡が起こったり、出版を邪魔するものが現れたり・・・。

    ダ・ヴィンチコードで分ってはいたんですが、キリスト教文化に疎い私は、基本重大性が飲み込めないと言うか・・・。
    あと、主人公のランダルが、どんな時でもしょっちゅう女をとっかえひっかえ、やりたい放題なのが、なんだか内容に関係あるんだかないんだか・・・。
    おまけに、だいぶ昔の作品なので、訳もなんだか・・・。
    若い女性が「私、〇〇なんですわ・・・」とか「〇〇なんですの」とか、24歳とか26歳の女性のリアルとかけ離れた感じが、全く入り込めない一因ですね。これが日本の小説なら時代背景も考慮して読めるんですけどね。

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