- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594055912
感想・レビュー・書評
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企業文化と地域文化の交流が発展して、地域が球団を支える。これがパリーグ各球団の願い。
その取り組みが感じられるから、パリーグが熱い。
パリーグが面白いと感じる理由がわかった気がする。
阪神は大阪の文化の一部、大阪にとって阪神はなくてはならない。地域と球団が一体となっている理想形。
力と力の真っ向勝負。藤川球児の全球ストレートがその最後だったのかも。ピッチャーは逃げるような変化球ばっかり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スポーツビジネスにはもともと関心が高い私ですので、この本はスイっと読めました。新庄の通訳をしていたり楽天の立ち上げに関わっていたり、そのへんは面白かったです。まぁ、なんでもかんでも2.0にしたがるのはよろしくないですけどそれなりに納得いく話も綴られているかな、という印象。いろんなインタビューもありましたしね。とはいえ小林至が在野の時に書いていた本のほうが切り込みは鋭かったかなぁ。
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著者が講師をつとめる立命大の講義で業界人を呼んだスピーチをまとめた本。
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レッドソックスCEOや、
野茂の代理人などで有名な団 野村や、
球団のマーケティングやってる人などとの
対談をまとめた本。
ただ野球の試合を見るだけじゃなく、
マーケティングってゆう新たな切り口で
野球を改めて考えることができた。
野球知らなくとも面白いよ。 -
[ 内容 ]
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
扶桑社 (2008/2/29)
横浜ベイスターズ通訳兼広報、新庄の通訳として米三球団のフロント、ライブドアフェニックスGM等の経歴を持つ著者による、立命館大学経営学部でのスポーツビジネス講義録。プロ野球には選手だけではなく、本当に多くの人々が関わっていることを実感させられます。
・松坂を獲得したレッドソックスのGMが語る「ベースボールの未来」
・二人の球団社長経験者が語る「スポーツと地域の共存」
といったフロント諸氏が直接語った記録にふれられるのは非常に嬉しい。それだけでなく、
・スポーツエージェントが語るこれからの球団−選手の関係の変化
・弁護士による「保留権」の解釈を中心として「スポーツと法務」
・新聞記者による「メディアとスポーツのこれから」
・マーケティング担当者による自己の職務の醍醐味
など、改革が叫ばれる球界において、今後ますます重要性を増してくるであろう各分野の専門家の生の声が掲載されているのは実に貴重な資料になると思います。
最終章では著者による「プロ野球2.0」構想が展開されます。本書の数々の方のお話を理解したうえで、より詳細なこの構想についての解説をうかがってみたいと感じました。 -
時代が変わっていくと共に野球界がどう変わっていかなくてはいけないのかというお題について日本スポーツ界に関わる様々な方との講義が作者の小島さんを経て読者に伝えられます。プロ野球2.0とはそれぞれ違った意味を持つかもしれませんが、小島さんが言う「球界が絶えず変化を続けながら、既存の野球ファンが新たな野球ファンを呼び込む仕組みつくり」をこれから心がけ自分もそのサイクルの一員になれればと思います。
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著者は、新庄の通訳として有名。新書ということで地味な装丁だが、プロ野球の構造的な問題についてしっかり洞察されている。
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(新書 - 2008/2/29)
立命館大学経営学部スポーツビジネス講義録
SHINJOの通訳だった小島克典氏著(現在、同大学客員教授)