紳士同盟 (扶桑社文庫 (こ13-1)) (扶桑社文庫 こ 13-1)

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594057039

感想・レビュー・書評

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  • プロデューサーの寺尾はある女優との浮気がバレて、順調だったテレビ業界を追われてしまう。妻とも離婚し多額の賠償金が必要になった。寺尾は彼と同じような境遇の3人と知り合い、なんとか金を集められないかと画策する。そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、車椅子に乗った元凄腕詐欺師だった。4人はそこからコンゲームの世界へと足を踏み入れていく。。。

    詐欺師のお話。ライトな物語で読みやすかったです。長編というよりは、3つの中編位の詐欺の話が連作になってる感じです。

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">思わずプロローグを見返してしまう結末。だまし、だまされだが思ったほど痛快さはなかった。だが続編も読むつもり。なんとなく読み心地がよい。</DIV>
    <h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
    思わぬ運命の急変から、大金が至急必要になった四人の男女。彼らはにわかチームを結成し、伝説の老詐欺師を指南役に、知恵の限りを尽してあの手この手のコン・ゲーム(詐欺)を仕掛けてゆく。その目標額は―2億円!人間心理の隙をつき、相手に気取られることなく騙しきる華麗なテクニックの妙味。洒脱でユーモアあふれる筆致。薬師丸ひろ子主演で映画化もされ、大ヒットを記録した、国産コン・ゲーム小説の嚆矢にして代表作が、装いも新たに登場。

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著者プロフィール

小林信彦 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞。

「2019年 『大統領の密使/大統領の晩餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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