遥か栄華をはなれて(下) (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594061203

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  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    修復工事が進められるなかシラの前には個性豊かな町の住人たちが現われる。その中でシラの劣等感や挫折感を見ぬきさりげなく彼女を支えてくれるグラフィックノベル作家のフォードにシラは強い興味を抱くようになった。そしてもうひとりは亡き祖母のジャネット。果たして祖母の死は自殺だったのか?それとも何者かに殺されたのか?着々と進行する修復工事。日を経るにつれ親密さを増すフォードとの関係。そんななか、シラ目がけて悪意に満ちた出来事が頻発するようになった…。

    最初っからスティーヴ・マックイーンの名前が出てきて、つかまれて一気読み。
    サスペンスとしてはイマイチ。
    思い込みでの恨みって動機的に弱い気がする。
    でもフォードはいいし、パパのガヴィンもステキ。シラが色々紆余曲折を経て天性の仕事、改装業に取り組む姿がとてもいい。
    お家の中の写真、欲しくなる。
    スティーヴも素敵。
    珍しくいい男ゴロゴロ登場の作品でした。

    Tribute by Nora Robers

  • 大女優だった祖母の死の謎と、妨害犯の正体とが、過去と現在と織りなすように展開してゆく。ヒーローとの愛が育まれていくにつれ、心の傷を癒され家族との絆を深めていく様子がなかなか良い。最後、ハッピーエンドではあるが、あの人が気の毒。2014.1

  • フォードの何もかもが良い!
    シラとのやり取りも微笑ましいし、スポックも愛嬌たっぷり。
    シラの背景のせいか、時折アンドリュース的な展開を期待してしまったけど、婚約のくだりはNロバーツ的だった☆
    ラストはスッキリでは無かったけれど、きっと皆で支えあって行くのだろうなぁ。

  • ブライアンが気の毒。

  • やっと自分の夢を見つけたヒロイン。亡き祖母の残した朽ち果てた屋敷の改装をはじめ隣家のヒーローと出逢う。2人の掛け合いにはユーモア。ゆっくりペースな誘惑の心地よさ。影から覗きヒロインに嫌がらせを続ける犯人の腐った根性が許せない。しかも反省の色無しなのだから。オタクなヒーローがお気に入りだっ。すごくイイ。

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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