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- Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594065904
作品紹介・あらすじ
岸信介は、いかに困難を乗り越えたのか-稀代の文芸評論家による雄編評伝。
感想・レビュー・書評
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六幼年学校(仙台、東京、名古屋、大阪、広島、熊本)
皇道派、統制派
吉野信次 トラック生産振興のため、トラックの標準化を進めた 共同設計されたトラックは「いすゞ」と命名された
サイパン 日本本土への往復爆撃が可能。軍需工場、飛行場、鉄道、道路が破壊されれば、航空機も艦船も生産できない。そうなれば南方方面との連絡も途絶し、防衛戦が瓦解する。つまりはサイパンを失えばまけるのだ。負けると、明確にわかった、つまり勝負がついたのだであるから、戦争をやめるしかない。というのが岸の論理である。
シャハト 1923 ドイツ国通貨委員として、国土を裏付けとする債権を元にした通貨、レンテンマルクを発行し、ハイパーインフレを収めた
三浦義一 東條が巣鴨プリズンに収監された後、その家族を面倒万端をみた
岸君、無理押しをするんじゃないよ。無理押しというのは一生に一度しか通らないものだ 三木武吉 -
誕生から60年安保改定までの伝記。北一輝への心酔、商工官僚から満州での経験などを経て、統制経済の立役者である岸は、単なる自由経済をよしとせず、産業復興のための計画や、国力増強のための福祉に重点を置いたこと、安保改定もその流れにあったことをよく説明していて面白い。ただ、個人的にはどちらかというと官僚として統制経済を担った、また、満州での活動に興味があるので、そのあたりが薄いのがちょっと残念。
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