恋めばえる忍冬の宿 (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
3.90
  • (1)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (559ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594067120

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イン・ブーンズボロ・トリロジー1作目。ほのぼのほんわかなロマンスでした。末っ子ベケットと3人男子の子持ち未亡人クレアの物語。それから改装中のホテルに住み着く幽霊…そのほかトリロジーの2作目以降のキャラなどなど、それぞれ魅力的な登場人物たちがたくさん出てきます。なんと言っても実際にノーラが経営しているホテルなので、HP見ながら読みました。ワンコと男子祭りと聞いていた通り、クレアの子供たちがかわいい!子犬たちとはしゃぐシーンを想像したらホッコリするしかないでしょう(^^)ホテルの完成が楽しみなシリーズです。

  • イン・ブーンズボロ・トリロジー1作目。3兄弟が廃墟となったホテルを再建していく物語。3男ベケットが恋する未亡人クレアには3人の息子がいるが、これがかわいい。やんちゃで騒々しくて気が狂いそうになるけれど天使のような笑顔を見せるのよね。こんな時期もあったなあと懐かしくも、やれやれとおり過ぎて良かったとしみじみ思っちゃう。ベケットがまたいい男。頼もしくて優しくて。様々な登場人物がいて今後が楽しみな作品。2014.1

  • 幽霊の出るホテルに魅せられる人々。次はホープとライダーかな?

  • イン・ブーンズボロ・トリロジー、1作目。

    かつて街道の宿屋だった古い石造りの建物を、「イン・ブーンズボロ」というホテルとして蘇らせようとしているモンゴメリ三兄弟と、そのお母様。

    三男のベケットには、16歳の頃に片想いしていた女性、クレアがいましたが、彼女には既に恋人がいた為、その想いは告げることすらできないままでした。
    クレアは、10代で結婚し町を出ていましたが、軍人だった夫が亡くなったのをきっかけに、三人の息子を連れて、故郷へ戻ってきて、本屋を経営して生計をたてています。
    彼らが手がけているホテルが、彼女の本屋の近くであることがきっかけで、2人は少しずつ親しさを増していくことになって…。

    とにかく、ベケットがイイ男すぎましたよ…!
    彼が、クレアや子供たちに向ける思いやりと愛情には、ときめきまくりでした。
    一方クレアが、女手一つでしっかりと子供たちを育てている姿は、同じ女性として尊敬に値するもので、こちらも好印象。

    クレアがご主人を戦争で亡くしたことは悲しい出来事でしたが、二度目の恋もとびきり素敵な男性が相手で、しかも子供たちのことも大切にしてくれる誠実さを兼ね備えているなんて、なんて欲張りで夢いっぱいなストーリーなんでしょうね。

    ホテルには女性の幽霊が住みついていますし、それとは関係なくクレアの身に危険も迫ったりなど、飽きさせない展開になっていて、楽しめる作品でした。

  • マッタリ系ロマンス。
    幽霊の住む古い屋敷を改修してホテルにしようと頑張るモンゴメリ三兄弟のロマンスのトリロジー
    ぶっきらぼうな長男ライダー、事務一般を引き受ける次男オーウェン、設計から施行まで手がける三男ベケット
    この巻は、ベケットが高校時代から思いを寄せる、3人の息子を持つクレアとのロマンス。

    幽霊リジーを信じるベケットと、信じたくないクレア。
    何故信じたくないのか、彼女も気づかなかった心の内側を友人達が引き出す。
    彼女にしつこく迫るサムはストーカーまがいの行動を見せ始める。

    息子愛にあふれる作品。
    もじもじするベケットに、ニマニマ。
    読む前に、ノーラ・ロバーツが手がけたホテル
    <イン・ブーンズボロ>のページを見ておくと、内装などの説明が想像しやすい。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2686.html

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ノーラ・ロバーツの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×