嘘だらけの日中近現代史 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594068301

感想・レビュー・書評

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  • 中国の歴史よりも大日本帝国の悲惨さが後半目立ってしまって読むと悲しい気持ちになる一冊。なんなら清と同じ運命たどってる(現在進行形で)この本が出たときはアベノミクスも絶好調だったんだなあ…と二重の意味で悲しくなった。

  • 面白いし、読みやすい。

    中国史は王朝の名前はなんとかわかってても、その由来とか内実までは覚えていないので、「中国史」全体をイメージだけで捉えていたのだと痛感。

    倉山氏のトーク感ある文章に好き嫌い出るかもしれないが、私は読みやすく思えた。

  • よくぞここまで言ってくれました。喝采。
    中国で出版出来ないかな?

  • 「裏切り男」孫文のインチキ革命、「マフィア兼盗賊」が出自の中国共産党等々、嘘にまみれた中国の正体を明かす。

    第一章 嘘だらけの古代「中国」史
    第二章 欧州に翻弄された「清」と抗った「日本」
    第三章 動乱大陸「中華民国」
    第四章 満洲事変で騙される日本
    第五章 お人よしすぎる日本人
    第六章 究極の中華皇帝! 毛沢東の野望
    第七章 中国の悪あがき
    終章 アベノミクスと中国崩壊の予兆

  • 中国には近代などない。あるのは、独裁の古代と殺戮の中世だけ。
    大切なのは外交でも経済でもなく、内部闘争。
    モノの限度を知らない相手とは分かり合えない。

    いろんなキーワードがある。
    そんな「文明」と対峙せざるを得なかった日本の現代に至るまでの「見方」を記述してあり面白い。

    韓国、という視点はすっぱり無視しているけども。

    政治は怖い。
    国際政治はもっと怖い。

    よくこんなお人好しな国が、今まで残ってるもんだと思う。

  • 「中国史は独裁の古代と殺戮の中世の繰り返し」に激しく共感。近現代ぐらいはちょっとは違う様相がみれるのかと思ったら、倉山氏の解説に沿ってもう一度歴史を見てみたら、やっぱり古代と中世の繰り返しw

    また、20世紀は世界中が共産主義に引っ掻き回された時代といってもよさそう、と思った。

  • 私が読んできた著書による歴史観からすれば、大きな違いはない。しかし、本著は半ば週刊誌のゴシップ記事のように、陰謀論的な裏の論理を結びつけ、時代背景を解き明かす。真偽はさておき、読んでいて興味深い。多面的な観察力を要する、時代を紡ぐ一本の論理。複合的なその回路の本線を辿るには、立場や思想が邪魔をする。本著にそのノイズがないとは言えないが。

  • 中国などという国は存在しない。支那大陸と呼びましょう。

  • 多くの日本人が読み、感じたことについて、より深く自ら調べるきっかけとすべき書。

  • 歴史も政治も苦手なので、一度読んだだけではすんなり頭に入って来ないので、連続2回読み。
    ▼倉山さんのちょっと毒の効いた文章が小気味よかったです。
    ▼明治以降の日本に親中派の人がいっぱいで、日本は中国にずっと悩まされ続けてきたのに、なかなか悟れず、日本人のお人好しっ!時を戻せたらやり直しておきたいかも・・・。
    ▼中国に深入りするとろくなことがないとも最近よく聞くので、日本はあちらの国と少し(もっと)距離を置いてほしいなぁ〜。
    ▼『嘘だらけの日米近現代史』図書館で予約中。楽しみに待ってます。

著者プロフィール

憲政史家

「2023年 『これからの時代に生き残るための経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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