第三の銃弾 (上) (扶桑社ミステリー)

  • 扶桑社
3.39
  • (9)
  • (12)
  • (25)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 201
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594069544

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ボブ・リー・スワガーがJK暗殺の真相に迫る。基本的に「極大射程」の続編なのでこちらを読んでいないとストーリーを追えないかも。日本人にとってはJK暗殺は外国のひとつの事件だけど米国人にとっては自国の運命を変えるような重大事だったんだね。日本だと井伊直弼暗殺がこれに近いのかな (^◇^;)

  • H26.2.2

  • あの伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーがJFK暗殺の謎に挑むという設定だけで胸が熱くなる。御年67歳と高齢ながらボブのアクションは健在で、銃器にこだわった謎解きも興味深い。さらには『極大射程』のアイツやアイツの影が見え隠れするときては……♪。〈下巻〉にも期待大

  • ☆☆☆★

  • yonda...

  • ケネディ大統領暗殺の謎をとく、ボブリースワガー。
    大好きなシリーズ、大好きな主人公だけに、これは反則です。

  • 凄い!のひと言!ボブ・リー・スワガー・シリーズの最高傑作。冒険小説、スナイパー・アクション、ミステリーの要素がふんだんに盛り込まれ、過去のシリーズを集大成したような素晴らしい作品に仕上がっている。どのくらい面白いかと言うと、横山秀夫の『64』よりも面白いと言ったら、分かり易いだろうか。久々に読むのが勿体無いと思った。

    『四十七人目の男』で、ついにボブ・リーも終わったかと思ったのだが、『黄昏の狙撃手』で復活し、『蘇るスナイパー』で文字通り完全に蘇った。その後、ボブ・リーは息子のレイ・クルーズに代を譲り、隠居するのかと思われたのだが…

    今回は66歳のボブ・リーがJFK暗殺の真相に迫るという興味深いストーリー。かつて『極大射程』で大統領暗殺犯の汚名を着せられたボブ・リーがスナイパーという視点でJFK暗殺事件の真相に迫るというのだから面白い。

    銃器やスナイパーに関する著作を書いている作家が車で轢き殺される。被害者の作家はJFK暗殺の真相の暴露本を執筆予定だった。被害者の妻に轢き逃げ事件の調査を依頼されたボブ・リー・スワガーは、事件の調査を進めるうちにJFK暗殺事件の真相に迫っていく…まさか、まさかの連続。扶桑社ミステリーが『極大射程』を復刊させた意味が理解出来た。

    蛇足であるが、自分は数年前にJFK暗殺事件の現場になったダラスのディーリー・プラザを訪ねた事がある。この作品にもテキサス教科書倉庫ビルの佇まいやホームレスが物乞いしたり、JFK暗殺事件に関する『陰謀の歴史』なるグロテスクな写真雑誌を売り付ける様子などが正確に描かれており、当時を思い出した。

全17件中 11 - 17件を表示

著者プロフィール

Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター

1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモア・サン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントン・ポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2022年 『囚われのスナイパー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・ハンターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×