東大式 スゴい[決算書の読み方]

著者 :
  • 扶桑社
2.92
  • (1)
  • (5)
  • (12)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 92
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076795

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 200714*読了
    Kindle Unlimitedにて。
    2016年発行の本なので、もちろん情報は古いですが、こんな風に企業の実態を読み解くと、イメージと違う情報が得られておもしろいな、と思いました。
    今まで、のれんの計上に対する理解があまりできていなかったので、この本でやっと理解。
    それにしても決算書の読み方と名がつく本は事例紹介はしてくれるけれども、いまいち読み方ではない気がします。
    この企業に対してはそこを見ればいいけど、全体的に決算書を見て、今の状態がどうなのか、を判断できるようになりたいのだけどなぁ。

  • 東大生の著者が企業の決算書から各企業の戦略やそこから読み取れる思惑などを書いた一冊。

    2017年当時の状況から本書に書かれている著者が読み解いたことは鋭い指摘で勉強になりました。
    不祥事のあった電通や東芝などの
    具体的な数字やグラフも多く掲載されており、理解が捗りました。
    また、広告業界などの収益性の裏側や買収劇の真意を知ることができました。
    また本書では報道の見方なども学習することができました。

    本書を読んで感じた海外戦略が重要になる今後、財務諸表の見方を活かして企業の本質を理解できればと感じた一冊でした。

  • 何かと旬な企業の実際の決算書を、気になる点から読みといていて終始興味深く読みました。
    やや駆け足気味で物足りなさも感じましたが、全体のボリュームを考えたらやむを得ないでしょうし、むしろ「この先は自分で読んでみて」ということなんだろうと捉えました。
    経営分析の勉強中に、指南書的な本と並行して読んだら理解がすすみそう、と感じました。

  • タイムリーな企業のニュースを決算書の観点から解説。
    株式投資家向け、というわけではありません。

  • 想定読者層ではないと思われるが読む。連載を基にしたのか、短い構成要素が多数で散発的。会計の話にも触れてはいるが、結論を支持しているのが会計から読める内容ではなく推測であることが時折ある。世間的に良いこと・悪いこととされている性質をそのまま無批判に良いこと・悪いことであると書いているくだりは気になる。

著者プロフィール

1992年5月4日生まれ。東京大学経済学部在学中(2017目3月卒業見込み)。公開情報をもとにさまざまな企業を分析。雑誌『週刊文春』ほか、ウェブメディア「現代ビジネス」「東洋経済オンライン」「ハーバービジネスオンライン」などに寄稿。著書に『進め!! 東大ブラック企業探偵団』(講談社)

「2017年 『東大式 スゴい[決算書の読み方]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大熊将八の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×