- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594081966
作品紹介・あらすじ
バイリンガルにしようとして、子供を壊す親と目標達成する親の違いは……?
英語学習が小学校でも行われるようになり、世間や親の〝英語熱〟はヒートアップするばかり。そんななか「我が子にはバイリンガルに是非なってほしい」と考える親が増えているといいます。
本書はバイリンガルの成功と失敗を知り尽くしている留学の権威が「我が子を無理なくバイリンガルにする方法」を説いたもの。子供をバイリンガルにすべく、巨額の授業料を払って幼いうちから留学させて壊してしまった親がいる一方、高校生のときは英検準二級程度だった生徒が見事なバイリンガルになっている……この違いは一体何なのか――。
主な内容
第一章 憧れのバイリンガル
第二章 英語ができる子供にする方法
第三章 慣れるが勝ち! の英語術
第四章 早期英語教育はここで失敗する
第五章 英語で我が子を潰す親
第六章 本当のバイリンガルになる最短の道は留学
著者略歴
栄 陽子(さかえ・ようこ)
留学カウンセラー。栄陽子留学研究所所長。米ティール大学名誉博士。1970(昭和45)年、帝塚山大学卒業。1971年、米セントラルミシガン大学大学院教育学修士課程修了。1972年、栄陽子留学研究所設立。1988年、栄陽子留学研究所ボストンオフイス設立。1993(平成5)年、米メリー・ボールドウィン大学理事就任。 2000年には栄陽子留学研究所大阪オフイスを設立し、現在に至る。1990年にエンディコット大学栄誉賞を受賞し、サリバン賞、メダル・オブ・メリット(米エルマイラ大学)などを受賞。主な著書に『留学・アメリカ高校への道』『留学・アメリカ名門大学への道』『留学・アメリカ大学への道』『留学・アメリカ大学院への道』(以上、三修社)、『ハーバード大学はどんな学生を望んでいるのか?』(ワニブックスPLUS新書)、『英語は勉強するほどダメになる』『留学で人生を棒に振る日本人』『留学で夢もお金も失う日本人』(以上、扶桑社新書)などがある
感想・レビュー・書評
-
まさに私が子供がバイリンガルになってほしいなと願っている英語苦手な母です。
書いてある内容は自分に当てはまる物が多く、耳が痛かった 笑
まだ我が家は子供が小さいから、英語を学ぶというよりは、普段から身近にあるものっていう認識にするくらいでいいのかなと気持ち的には楽になった。
内容も分かりやすく、サクサク読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
育児ノートに記録
-
中盤までは子供が自然と英語に触れられる生活環境を整えてあげたり、日本にいながら海外に行ったような体験ができるアクティビティに参加しましょう、、など典型的な子ども英語教育本らしい内容でしたが、後半からは言語や知識の基盤を母語である日本語できちんと築いてからでないと両方失敗する、と警鐘を鳴らす内容になっています。最終的には著者が留学の権威ということで、母語での教育の基礎が固まった時点(≒大学)でのアメリカ大学留学がいいのでは、という結論のようです。
幼少期の英語教育の仕方について知りたくて手に取った本ですが、最終的にはまず日本語をきちんとしてから!!あとは留学しましょう、という結論に少し消化不良感を覚えました…。
とは言え、海外大学の実態、英語教育失敗例などは参考になりました。 -
英語を学び始める時期や方法について詳細に解説されている…感じではありますが、そこまでインパクトのある話は無かった感じ。
P62 子どもの英語慣れにお勧めの映画を
初級、中級、上級に分けて紹介
P113 TOKYO GLOBAL GATEWAYについて
↓参照
https://tokyo-global-gateway.com/personal/
P120 在日米軍基地の開放イベント参加のススメ