米中覇権戦争の行方

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594083236

作品紹介・あらすじ

米中覇権戦争勃発!

日本は「戦勝国」になれるのか?
それとも、また敗戦???

 この本は、日本が「戦勝国」になるために書かれた本です。

著者について

北野幸伯(きたのよしのり)
国際関係アナリスト

1970年生まれ。
19歳でモスクワに留学。
1991年12月、現地でソ連崩壊を目撃する。
1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO) を、日本人として初めて卒業。(政治学修士)
1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。
「わかりやすい! 」「面白い! 」「予測があたる! 」と話題になり、読者数が急増しつづける。

RPEは現在、会員数58000人。
業界最大手「まぐまぐ」の「ニュース、情報源部門」で日本一のメルマガである。 また、2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。「日本一のメルマガ」と認定された。

リアリズム大国ロシアの首都モスクワに28年在住。2018年、日本に帰国。

アメリカや、平和ボケした日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。

著書に、
『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)
『隷属国家日本の岐路』(ダイヤモンド社)
『プーチン最後の聖戦』
『日本自立のためのプーチン最強講義』
『日本人の知らないクレムリン・メソッド』
(以上、集英社インターナショナル)
『中国に勝つ 日本の大戦略』(育鵬社)
『日本の生き筋』(育鵬社)
などがある。

感想・レビュー・書評

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  • まぐまぐの無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で15年以上、お世話になっている国際関係アナリスト・北野幸伯さんの著書です。

    日本は戦前、孤立し、アメリカ、イギリス、ソ連、中国を同時に敵にまわすという愚行をおかした。
    今回、米中覇権戦争に勝利するのはアメリカだと思われるので、孤立を避け、アメリカ側につかなければならない。
    という事を強調されています。
    (コロナ禍以前の話ですが)

    関係ないですが、著者とは誕生日が一緒、アイルランドの歌姫・エンヤのファン、という共通点があります。

  • アメリカはソ連の脅威と戦うために別の協力モンスター中国を育ててしまった。
    でも戦いはアメリカが勝つ。
    中国の戦略は1970年代からほぼ一貫してアメリカと良好な関係を築くこと。中国の2つの脅威はロシアとアメリカ。

  • 尖閣、沖縄を狙う、敵国チャイナに勝つため、周辺国(米国、ロシア、韓国)となかよくしよう!
    ■米国は同盟国!同盟強化!
    ■ロシアは、敵に回すな!経済協力で、チャイナから、遠ざけよう!
    ■韓国、嫌な国だけど、我慢して、とり込め!但し、文大統領は、ムリ!次期大統領に期待しよう!

    将来性の大国インドも大切にしよう!
    チャイナに虐げられている、フィリピン、タイ、台湾を大事にしよう!

  • 丁寧な分析で、参考になった。

  • 現在、米中は覇権を国家間で争っているのであり、貿易戦争もその一部だからすぐに収束することはない。しばらくこの戦いは続くということを認識しましょう、というただ1点がとても分かりやすく述べられている。著者としては、中国が国家のサイクルとしては成熟期から停滞期に向かっていることから、最終的にこの覇権戦争は米国が勝利すると予測しており、その上で日本が再び敗戦国側に付かないよう、今後の行動に関して注意を喚起している。本書は著者の無料メールマガジンをまとめたものだが、書籍になってもメールマガジン用の改行の多い文体までそのままで、かなり”白い”書籍。メールマガジンを読んでいる人は読まなくても良いと思うが、無料メールマガジンに感謝して著者を応援する意味で購入するのも良いだろう。

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著者プロフィール

国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。アメリカや日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国。
著書に『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)、『隷属国家日本の岐路』(ダイヤモンド社)、『日本人の知らないクレムリン・メソッド』(以上、集英社インターナショナル)、『日本の地政学』(小社刊)などがある。

「2022年 『黒化する世界 ――民主主義は生き残れるのか?――』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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