サンドウィッチマンの東北魂 あの日、そしてこれから

著者 : サンドウィッチマン

• 扶桑社 (2020年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ニッポン放送をキーステーションに
全国14局で放送中の人気ラジオ番組
「サンドウィッチマンの東北魂」が待望の書籍化！

2011年3月11日に宮城県気仙沼市での
テレビ番組のロケ中に東日本大震災が発生し
被災したサンドウィッチマンのふたり。

そして、その年の7月からラジオ番組
「サンドウィッチマンの東北魂」が開始。
東北出身のサンドウィッチマンのふたりが
生粋の“東北魂”と本音の“トーク魂”をかけて放送する。

東北で起きたこと、いまできることを
様々な分野で活躍する21人の
番組ゲストとともに語りつくす。


【CONTENTS】
chapter1「寄り添う」
西村由紀江／ドリアン助川／間 寛平／松尾雄治　　
chapter2「つなげる」
渡辺 謙／シェルパ斉藤／青山 潤／大小島真木　　
chapter3「考える」
志村季世恵／生田よしかつ／石田秀輝／竹内順平／伊沢正名　　
chapter4「忘れない」
加藤徳次郎／林家たい平／塩沼亮潤／尾形貴弘（パンサー）　　
chapter5「“非真面目”に生きる」
坪井伸吾／高部正樹／高江洲敦／松尾清晴

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2020年12月12日]

東北を元気づけてきたラジオ番組「サンドウィッチマンの東北魂」が書籍化 - お笑いナタリー
https://natalie.mu/owarai/news/364724

笑いで東日本大震災の風化を阻止するラジオ番組『サンドウィッチマンの東北魂』が書籍化！ 『『サンドウィッチマンの東北魂　あの日、そしてこれから』』 | J-CAST BOOKウォッチ
https://books.j-cast.com/book038/2020/03/29011241.html

サンドウィッチマンの東北魂|書籍詳細|扶桑社
https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594084158

[sonica00さんの感想 · 2020年12月8日]

「笑って東日本大震災の風化を防止する」ラジオ番組のゲストとの対談をまとめた一冊。
好感度トップの二人とゲストの掛け合い、率直で温かかな雰囲気が伝わってきます。
カフェを作った渡辺謙さん、大阿闍梨、観光大使を卒業？させられたパンサー尾形さん、野糞の人、ダイアログ・イン・ザ・ダークの志村さん、事件現場清掃会社の高江洲さん、ピアノと演奏を届けるピアニストの西村さん。
あの日、そしてこれからをそれぞれの立場で受け止め行動を起こしてきた人たちの話から、自分の中に撒かれた種を育てていきたいと思う。芽を出し花を咲かせ実をつけられるように、
それにしても、本当にいいコンビ。

[ひげうさぎさんの感想 · 2020年3月26日]

宮城出身のお笑いコンビ サンドウィッチマン が東北復興に贈るエール
東日本大震災をきっかけに始まったニッポン放送の番組を書籍化

10分間のラジオ番組に招かれる多彩で多才なゲストと、まじめに、ときにツッコミ、ときにボケながら繰り広げるトークは、人気漫才コンビのライブのよう

ゲストは

・被災地にピアノと演奏を届け続けるピアニスト 西村由紀江
・ラグビーを通じて釜石の絆を結ぶ元日本代表 松尾雄治
・気仙沼に直筆ＦＡＸを毎日届ける俳優 渡辺謙

など著名人から

・東北の漁業再生に奔走するマグロ仲卸「鈴与」の社長
・“奇跡の一本松”を復活させた「ヤトミ製材」の社長

など震災復興に尽力する市井の人たち
果ては

・旅にとりつかれお腹に回虫を飼っていたこともある冒険家
・自然界の循環にならい、野糞の道を究める糞土師

などちょっと変わった人たちまで21人分を収録

「ちょっと何言ってるかわからない」

2011年7月に始まった「サンドウィッチマンの東北魂」は、ニッポン放送をキーに全国14局で放送中（ニッポン放送では毎週日曜日17:30～17:40）

[blueclover28さんの感想 · 2021年6月3日]

ナイツの塙さんの本にお名前が出てきたのと、震災10年目の機会でインタビュー等々を目にすることが多かった芸人さんの本を手にしてみました。
NHKの病院ラジオが素晴らしかった記憶があるのと、子どものすきな番組に出演されていて意識しなくても目にする機会が多い芸人さんです。
積極的にお笑いを求めていないので、芸人さんに対する感想としては誉め言葉にならないかもしれないけれど、子どもや一般の人に接する態度が常識的で優しいちゃんとした大人と感じるので、安心して見ていられます。
芸人さんなので、面白いに寄せるのが仕事ではあるけれど、面白いだけではとどまらない内容で興味深かったです。
読んでよかったと思いました。

[kanpeimaruさんの感想 · 2023年6月10日]

2023/06/10

[kiyotchanさんの感想 · 2021年3月21日]

　東日本大震災の１年度に始まったラジオ番組「サンドウィッチマンの東北魂」。本書ではこの番組で登壇したゲストとのトークを再録している。
　被災地にピアノと演奏を届ける活動を続けてきたピアニスト、「奇跡の一本松」プロジェクトを成功した製材所の社長など、心温まるお話を、サンドウィッチマンが明るく伝える。
　仙台出身の伊達、富澤は震災時は気仙沼で被災し、お笑いで復興支援をライワークにしている。
　ラジオ番組は2021年3月で終了となった。「10年のひと区切りと言われるが、復興に区切りはない。」と彼らは言う。引き続き被災地に寄り添った活動を続けてくれるだろう。

[naw0t0さんの感想 · 2021年3月15日]

2021/03/15〜3/21
ラジオ東北魂のヘビーリスナーなので全エピソード既知の内容だったけど、一つ一つの粒が立っていて面白かった。
記憶に残るエピソードばかりなので文字を読むだけで各ゲストの声や口調込みで脳内再生されるのは驚いた。
やっぱ野糞の人トンガってるな〜

[おっちゃんモノノフさんの感想 · 2021年1月29日]

サンドウィッチマンさんのラジオ番組を文字に起こした一冊。

芸能界きっての人気者で、東北への深い愛情を全面に出す彼らは、同じ東北出身者として応援したい。

[みさきちさんの感想 · 2020年5月21日]

色んな面白い人のことを知れたし、サンドイッチマンの東北への想いにも触れられた。
読んで良かった。

[ymkmさんの感想 · 2020年4月22日]

サンドイッチマンさんのラジオ語り起こし
お2人が続けている活動、そして知らなかったけれど色々な形で震災に携わった方々、何かを極めた方々、サンドイッチマンさんの語り口も含めて面白く色々な事を知る事ができた。
忘れてはいけない。

著者プロフィール

漫才師。グレープカンパニー所属。
宮城県仙台市出身の伊達みきお、富澤たけしにより1998年9月に結成。2007年M-1グランプリ王者。みやぎ絆大使、東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使、宮城ラグビー親善大使、石巻おでん大使など、東北地方の親善大使を多数務める。それぞれ9歳の女の子、９歳と６歳の男の子パパ（2021年現在）。

「2021年 『サンドウィッチマンの俺等に聞くの！？』 で使われていた紹介文から引用しています。」