日めくりだより 神戸・六甲ではじめたひとりの暮らし (天然生活の本)
- 扶桑社 (2021年3月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594087487
作品紹介・あらすじ
「きのう、今日、あした。毎日は似ているようで、少しずつ違うことを味わいながら。」料理家、文筆家として活躍する著者の高山なおみさん。長年暮らした東京・吉祥寺を離れた高山さんが、年齢を重ねてからはじめた神戸・六甲でのひとり暮らしの日々を綴るエッセイ集。家にあるものを工夫してつくる料理や縫い物は「サバイバルみたいでわくわくする」と話す高山さん。気持ちのままに散歩や読書を楽しんだり、くたびれた日は無理せずゆっくり休んだり、今の時代だからこそ知りたい生き方のヒントがつまっています。写真は濱田英明氏で、みずみずしい情景を記録。暮らしに沿う15のレシピも掲載。
感想・レビュー・書評
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2016年5月に東京の吉祥寺から、神戸の六甲に一人で移住した高山さんの六甲での暮らしを綴った写真&文。
もともと1964年の東京オリンピック時に外国人用宿泊施設として建てられた高台にあるメゾネットアパートに暮らす。
家の雰囲気と一面の大きな窓から海まで見える景色、屋上、裏手にある深い六甲の山々が素敵だった。
山に囲まれた屋上で洗濯物を干したり、夏、湿った地面と朝露に濡れた緑の植物がはき出す匂いなど、五感全部が充実しそうな生活。しとしとと雨が降る日には黒砂糖を溶かした熱いお湯をティーポットに入れてベットで思う存分読書するなどもうらやましいなぁと!
自然の多い場所にある快適な家で、適度に周囲の人たちと付き合いつつ、素敵な道具に囲まれ美味しいお料理を作ったり、刺繍やスケッチをしたり、好きなことをして過ごしたり、まさに丁寧な暮らしだな〜と、そんな暮らしを自分がしてることを想像したりしながら、読んでいてとても癒された。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続けて似たような本を読んだな〜。
めぐりあわせで、こういうこともある。
こちらは料理家さんなので
お料理の話の部分では細かいレシピつき。
おだやかな日常の
いわゆる「とかいなか」暮らし。
雨の日の家仕事の楽しさのところ
ちょっと共感しました(^ー^) -
白い余白が生きる写真とイラスト
ゆっくり眺めたい本
リンネル連載だったんだ
お手紙のように毎月読むのは楽しみだった事でしょうね
環境を変えようと東京からやってくるなんて
行動力のある方です
てっきりお若い方と思っていました
以前読んだ本よりポジティブ&マイペースな印象
神戸に落ち着いたせいでしょうか? -
喧騒を離れて暮らす楽しみを感じることができて、穏やかで新鮮な気持ちになりました。
若いうちはいろんな挑戦のある東京都内でもいいけど、40代ぐらいからはゆっくりできる土地で暮らしたいな〜。
休日にこの本にあったきゅうりサンド作ったらめちゃくちゃ美味しくできました!またリピします〜
心を落ち着かせたい時に読む本。 -
なぜか高山なおみさんの本を読むと、こころが穏やかに幸せに解放されて、素直な気持ちになり、癒される。彼女の感性が好きで、共感しているのかな。
彼女の本を初めて読んだとき、私はこういうことを幸せと感じるんだと、驚いた。もっと解き放たれて、ペースダウンして、自由に生きたいという願望が心の底にあったのだと初めて知った。 -
東京から神戸に移り住み、独り暮らしを始めた髙山さんのエッセイで、レシピと素敵な写真の数々。
日々ごはんをずっと読んでいるので、旦那さんが登場しないのがさみしい。
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2021/04/11