生きづらい子を諦めないマンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち3

  • 扶桑社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594090142

作品紹介・あらすじ

120万部超の大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』シリーズの著者による
少年院のプログラムから学ぶ“うまくいかない子”が生きやすくなる超実践的な教育法

「少年犯罪は断罪では解決しない。矯正のリアルがわかる1冊」和田秀樹さん推薦!

子どもを加害者にも被害者にもしない!
・すぐにキレてしまう子→怒りをコントロールする練習
・柔軟に考えられない子→問題解決トレーニング
・集中力がない子→認知機能強化トレーニング

【目次】
第1章 少年鑑別所入所から少年院入院までの流れを知ろう
第2章 医療少年院の生活を知ろう
第3章 少年院教育を知ろう
第4章 見学報告会でまとめよう

感想・レビュー・書評

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  • 少年院教育。
    怒りやすい子には捉え方を色々考えさせる。
    自分の物事の見方を変えていくのってとても大切だなと思った。

  • 私の思い描いていた「少年院教育」のイメージが誤っていたと確信した。少年院教育では、学校教育に活かせる点も多々あり、今後さらに学んでいきたいと思った。

  • 漫画なので分かりやすかった

  • 値段の割に短すぎる点が気になるけど、中身としてはタイトルの内容がとてもよく理解できた。少年院で実施されたトレーニング内容が詳らかに描かれ、家庭や、小学校等の教育機関に逆輸入されれば、「生きづらい子」と「非行」の分断がかなりできるのではないかと思う。(貧困や虐待等が原因のものは除く)

  • 少年院教育について書かれた本ですが
    学校教育にも活かせそうです。

  • 少年院での様子が描かれていて、非行に走るそもそもの原因について分析し、どう教えていくのか?具体的な方法が多かった。

    「子どもたちを加害者にも被害者にもしない」というセリフが印象的だった。

    これに関してはほんとに同意見で、見た目や能力や性格などいろんな人がいるけれど、誰もが共存できる社会になってほしいなと改めて思った。

  • どうしても関わらなければいけない相手に境界知能疑惑があったので全シリーズ読んでいる。世の中をなめていたり相手を馬鹿にしているわけではなく、本気でそう思っているというのがよくわかる。

    「AさんとBさんの二人を自分のパーティに誘ったら、AはBが来なければ行くと良い、BはAが来なければ行くといった。でもパーティ当日は来てくれた。さてあなたはどうやって頼みましたか?(概要)」への回答が衝撃的すぎる。

    矯正プログラムはとても興味深く、犯罪をしないと受けられないのがもったいないと感じた。

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著者プロフィール

立命館大学教授、児童精神科医。一社)日本COG-TR学会代表理事、一社)日本授業UD学会理事。医学博士、日本精神神経学会専門医、子どものこころ専門医、臨床心理士、公認心理師。京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。大阪府立精神医療センターなどに勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016年より現職。児童精神科医として、困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う「日本COG-TR学会」を主宰し、全国で教員向けに研修を行っている。著書に『教室の困っている発達障害をもつ子どもの理解と認知的アプローチ』『性の問題行動をもつ子どものためのワークブック』『教室の「困っている子ども」を支える7つの手がかり』『NGから学ぶ 本気の伝え方』(以上、明石書店)、『身体面のコグトレ 不器用な子どもたちへの認知作業トレーニング【増補改訂版】』『コグトレ みる・きく・想像するための認知機能強化トレーニング』(以上、三輪書店)、『1日5分! 教室で使えるコグトレ』(東洋館出版社)、『ケーキの切れない非行少年たち』『どうしても頑張れない人たち』(以上、新潮社)、『境界知能とグレーゾーンの子どもたち』(扶桑社)、『境界知能の子どもたち』(SB新書)などがある。

「2024年 『身体をうまく使えるためのワークブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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