- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594090845
作品紹介・あらすじ
【清野とおる 描き下ろしマンガ付き】
「日刊SPA!」連載で大反響を呼んだ、漫画家・清野とおると酒場ライター・パリッコの人気連載が
大幅な加筆・修正のうえ、描き下ろし漫画や特別収録の「赤羽編」など加えて、ついに書籍化。
街歩きの達人による、なんでもない街の知らないお店を楽しむ極意がここに!
・「文京区白山」の道ばたで、見知らぬ男に中指を立てられる
・怒号と絶叫が飛び交った「足立区青井」のカラオケ居酒屋
・ダンジョン攻略!目黒区「目黒」で出会った仲間たち
・思い出の街「葛飾区金町」に響く時空を超えた「無縁坂」
・「品川区戸越銀座」のスナックで情熱的なダンスを
・最強の家族“小林家”と出会った「葛飾区お花茶屋」
・「台東区鶯谷」で予想外のおにぎりに癒される
・コロナ下で飲み屋は?「多摩市聖蹟桜ヶ丘」を歩いてみたら…
・メダカすくいに救われた「千代田区水道橋」の夜
・「北区赤羽」との再会 この街はいつもノンフィクション
感想・レビュー・書評
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漫画自体は読んだことがないのだけれど、常にマスクで素顔を隠すそのキャラクターの奥(闇?)深さが好きな清野とおるさん。
彼が、旧知の友人である酒場ライターのパリッコさんと、赤羽以外の色んな街で飲み歩き、そこでの珍事やエピソードを写真とイラスト満載で記録した一冊です。
おもしろかったー!いいな、私も彼らと一緒に酒場巡りしたい。それかどこかの街で偶然居合わせたい。
葛飾区お花茶屋の小林家もすごく良かったけど、台東区鶯谷の大衆酒場が特におもろかった。ドーン「おにぎり」の提灯。型で握るエッジの立ったおにぎり。これ目の前で見たら絶対笑っちゃうだろうなぁ。
ガード下や立ち飲みや角打ち、あやしげなスナックなどなど、小汚い場所で正体をなくすまで酒を飲みたい。「街飲力」、上げていきたい!
もう一年近く外で飲んだりなんてしてないのでさすがに恋しくなってきた〜。
そしてなんやかんや、やっぱり赤羽楽しそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遠い国とか絶景よりも、街や人に興味を覚える人が一定数いるし、外国コンプレックスが減少して、しかもお金が潤沢に無い人が増えている今、身近な所に興味、魅力を感じる人が増える事は必然でしょう。そしてそれがおしゃれ方向に行くのか、がやがやした方面に行くのかは人次第ですが、個人的にはがやがやした方面にあこがれを抱きます。
町中華(という言葉と共に流行っていますね)、赤ちょうちん、スナックなんかの常連になりたいという憧れはずっと変わらないです。
そしてそんな楽しみを具現したパリッコさんと、赤羽マンガで一世を風靡した清野さんタッグの町飲みレポートですから面白いに決まっています。一筋縄ではいかない話ばかりで本当に参加したい。
WEBで大分読んでいたので雰囲気は分かっていました。いつもよりちょっとパンチの効いた本になっています。マンガも乗っているのでとても読みやすいです。
でも出来ればもうちょっとボリュームが欲しい!あっという間に読み終わってしまいました。 -
「東京都北区赤羽」の作者として、そして
最近は壇蜜の旦那さんとして知られる清野
とおる氏。
そして「天国酒場」などの、ゆる系呑みレ
ートの酒場ライターのパリッコ。
この飲みの達人がいわゆる激渋系の怪しい
飲み屋を突撃レポートするのが本書の内容
です。
赤羽つながりで、色のついた街へ繰り出し
ています。
白山や足立区青井などですね。
二人が組むと必ず何かが起こるそうです。
それを楽しく受け止めて、エピソードに
仕立て上げる技はさすがです。
怪しい飲み屋に行きたくなる一冊です。 -
はくさん白山 まるしん丸眞正宗 なかや しちだ七田 下仁田ねぎヌタ 一休ひとやすみ 池上伸治 東京理科大学キャンパス内の鉄球 良縁だらけのこの店で「無縁坂」を歌えて良かったですわ(笑) 壮大なサーガ(物語) 堀切菖蒲園しょうぶえん 葛飾区お花茶屋 お二人の観察力によって街の解像度がぐっと上がって 作徳稲荷大明神