60歳のトリセツ (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 260
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594094454

作品紹介・あらすじ

累計100万部突破“トリセツ”シリーズ著者の最新作!



<老い><親子><夫婦><孫><友人><職場>

いろんな「気になる」をぜ~んぶ捨てて

自分史上最高の人生がスタート!



60歳は新しい人生の“新人”!

64歳の脳科学者が伝えたい脳の秘密

感想・レビュー・書評

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  • 60歳になったら◯◯を気にするのをやめよう!というものをピックアップしている本。
    やめようと言う言葉を、捨てると表現しているのも著者流なんだと思う。

    この本を読んで早く60代になりたいと思ってくれたらと書いた一冊のようだ。

    参考になった部分は

    大人の習い事は、結果を急がない、他人と比べない、共に楽しめる仲間がいる。これがコツである。

    周囲を多めに見よう。誰かが愚かに見えたら、まずはイライラを止め、口に出すか、本人が失敗して熟成するのを見守るか、冷静に選択すること。

    3時までは声をかけないでねと言うのも棘があるから3時に一緒にコーヒーを飲みましょう。それまでは私は編み物に集中しちゃうわねというのが良いのでは

  • 伊保子さんの本は「怪獣の名前は、、、」から始まって色々読んでおります。

    ので 期待を裏切りらないと思って読みました。
    ラジオで執筆中とおっしゃっていた本ですかね。

    60目前の私には良きアドバイスのエッセンスが入っていまして 60代を楽しみに迎えられそうです♪

  • NHKのふんわりパーソナリティの黒川伊保子先生の一冊。ラジオでお聞きしていて、なんて魅力的で素晴らしい人なんだろうと思っていました。
    私たちは、地球というアトラクションに何年間という期限を決めてやってきた。脳はそのことを知っている。60歳まで生きてきたら、あとはいかに卒業を楽に迎えるかが最大のテーマで、老いは死を楽にするための脳が与えたプレゼントだ。
    介護を経験してくると、黒川伊保子さんの言われてることがよくわかる。
    ひとに薦めたい一冊です。

  • ●なぜ気になったか
    「〜のトリセツ」は出版されすぎで最近は読む気にはなれなかったが、60代になった今、さすがにこれはのぞいてみたくなった。60代をどう生きるか考えるきっかけに読んでみたい

    ●読了感想
    最近は読む気にはなれなかったのはやはり正しかった。内容浅すぎで、男性だからという点はあるものの、なんら得るものはなかった。僕には、ほんとに脳科学・人工知能研究者が書いた本?、と感じさせられた1冊

    #60歳のトリセツ
    #黒川伊保子
    23/4/26出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読了

    https://amzn.to/3Hg2FB0

  • 心にひびいた言葉が沢山あった。

    親は子に「あなたが生まれてきて、本当に嬉しかった。あなたの親になれて、本当に良かった。生まれてきてくれて、ありがとう」と伝えてほしい。その子の自尊心の核になる。

    笑顔とユーモアが人を幸せにできる。愚痴は言わない。

    60代は気づきすぎる。明日できる事を今日しない。気づいた事を口にしない配慮をする。

    大人の習い事は楽しむためにある。結果が出なくてもいい。

    脳は、要らないものから忘れる。固有名詞を忘れ、普通名詞を忘れるようになる。

    ~したらダメではなく、~してみたら?と言う言い方にする。ネガティブな結果を想像させないよう心がける。

    夫婦は互いの気配は感じられるが目に入らない空間の確保をする。笑顔を心がける。何か一緒にする習慣をつくる。

  •  大好きな黒川伊保子さんの『60歳のトリセツ』今回も、明るくてテンポの良い文章が心地よくて、愉しめました。

     『脳は、56歳で一応の完成を見せ、その後63歳までかけて成熟する。63歳からの7年間は、ありとあらゆることに気づき、世の中を人生で一番楽しめる年代に当たる。』
     
     なんとも嬉しい言葉。
    また、『明日できることを今日するな』ともあり、" すでに実行中です " と、心の声(笑)

     第1章『若さを気にするを捨てる』、第3章『子どもを気をするを捨てる』、第4章『老いと死を気にするを捨てる』、第6章『友を気にするを捨てる』は、それなりに実行できていると想う。
     気になっていた第2章『ボケを気にするを捨てる』は、私の想いを覆してくれた。

     『脳の心配より、体力の維持』より、『脳が衰えたんじゃなく、脳が身体の衰えに合わせてくれるのである。』
     また、『60代は旅と習い事の好機』より、『60代の習い事は、実はめちゃくちゃエクセレントなのである。 なんせ、気づきの天才だから。 若い人の何倍もの気づきが起こり、本質にたどり着くのがとても速いのだ。』

     などなど読んでいると、ボケを心配するよりも、こんな素晴らしい時期を楽しむ方が上だなと思えるように!!

     さて、難関第5章『夫を気にするを捨てる』ですが・・・・・。
     『夫のことばを裏読みしない』は、このまま続けるとして。 夫婦二人の自宅での過ごし方の参考になりました。

     『まずは、プライベート時空の確保』(時空・・・時間と空間のこと)
    『夫婦は「一緒にいる」に向かない仲』
    『夫婦の愛着を養う「暮らしの気配」』
    『共感は、恋を永遠にしてくれる』
    など、面白く想いながら納得、やってみようと想いました。

     これまで頑張ってきたご褒美として、ただ人生を楽しもう。 人に気を遣いすぎず、互いに自由に、でも、主人のことは大目にみて、ちょっと優しくしようと想えたこたが、この上なく嬉しいです。

  • 女性目線のお話が多かったけど、前向きに歳と向き合える内容でした!黒川さんって脳科学者だったのですね

  • 60歳になるのがちょっと楽しみになったかな?物忘れなんて怖くない(笑)

  • どちらかというと著者目線で女性向けのコンテンツが目立つ感じでした。

    「脳の心配より、体力の維持」 → 確かに!
    「60の手習い」 → 何か新しいことを始めたい!
    「60代は忘れ放題」 → 嬉しい!

  • 脳は56歳で一応の完成を見せ、その後63歳までかけて成熟する。63歳からの7年間は、ありとあらゆることに気づき、世の中を人生で一番楽しめる年代に当たる。周囲を大目に見よう。明日できることを今日するな。他人の失敗を横取りして、「私も○○すればよかった」と発言する。夫に笑顔。習慣は夫婦の絆になる。夫の言葉を裏読みしない。

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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