ハマス・パレスチナ・イスラエル-ーメディアが隠す事実 (扶桑社新書)
- 扶桑社 (2023年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594096779
作品紹介・あらすじ
緊急出版!世界を欺くイスラム過激派テロ組織ハマスの“弱者は正義”戦略を暴く!!◎ハマスはパレスチナの代表ではない◎ハマスは「テロ一択」のテロ組織◎パレスチナ人を人間の盾に利用しながら弱者を守る清貧の戦士ヅラ◎赤ちゃん丸焼き、斬首、レイプ…恐るべき残虐性◎民間人を標的にした無差別テロを「抵抗運動」と主張◎ガザ全体をテロ基地に!住民を盾に立てこもる卑劣さ◎ハマス幹部は外国でセレブ生活、資産1兆円超!◎目的はイスラエル殲滅⇒世界征服◎イラン、中国、ロシア、北朝鮮がハマスを支援◎ハマスの戦略にハマる(嵌る)メディア◎ハマスは「福祉団体」と吹聴する「専門家」◎イスラエルへの憎悪を煽るメディアと「専門家」◎「日本は仲介役になれる」という「専門家」のウソ◎国連も日本政府もハマスに忖度◎ハマス最大の支援者イランが日本の「伝統的友好国」?◎報道されない世界に広がる反ユダヤ主義デモ・事件“弱者は正義”病に冒されたメディアと「専門家」に騙されるな!【目次】序 章 私たちはテロを容認するのか第1章 ハマスを擁護する日本のマスコミと“専門家”第2章 日本政府の“亡国”中東外交第3章 イスラム過激派テロ組織ハマスの正体第4章 自由主義社会は「弱者の正義」を超克できるか?
感想・レビュー・書評
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この本の前に、岡真理氏の『ガザとは何か』を読んだのだが、話が真逆で驚いた。パレスチナ・イスラエル問題について初めて読んだ本が『ガザとは何か』だったので、最初頭に入れた知識が前提となっていた為、飯山陽氏のこの本(noteの記事が元となっている)を読んで頭が混乱し、初めは理解が出来なかった。
『ガザとは~』では、あくまでもハマスはガザの人たちを助けるために存在してるという印象だったが、こちらではハマスはテロ組織。裏にイラン、ロシア、中国、北朝鮮が資金や武器を支援してる恐ろしい組織だとわかる。
ハマスの指導者トップ3は全員カタールに住んでいて、総資産額は1100億ドルとされている。本当にガザの人たちを助けるのであれば、その資産を使ってシェルターを作るなど人命を救う事も出来る。なのにしない。最近UNRWAの地下にハマスの掘ったトンネルがあり沢山のサーバーなども見つかっている。イスラエル・パレスチナ問題は日本の外交にも大きく関わってる問題だと分かった。
とは言え、まだ2冊目。
もう数冊本を読んで多面的に理解したい。
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イスラム教に関する著書としては初。
その為この一冊だけではなんとも、というのが正直な感想。
飯山先生だけで無く他の著者の作品も含め、もう数冊読んでみようと思う。
ただ日本のメディアの低レベル脳死報道はクソだという意見に関しては同意。
なので★5。 -
単なるネトウヨ御用達のヘイト本
これに高評価つけてる連中はネトウヨ -
内容が感情的で偏っている。人に薦めてはダメな本として覚えておきたい。
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イスラエルが正しく、パレスチナ=ハマスは悪、というかなり偏った意見が終始かかれている。
著者は、「メディアは『イスラエルは悪、ハマス(弱者)は善』という立場に立っており、中東について知らない国民を騙している」という前提に立っている。全てのメディアの報道をその前提で解釈している。
日本の新聞、テレビ、本を読んでいる私は別にそのような印象を受けていないが?と思ってしまう。
マスメディアの関係者の実名を出して攻撃しているが、いちゃもんレベル。
大多数は、ハマスの越境攻撃はテロだと思っているし、それでもガザへのイスラエルの攻撃は不当だと思っているんじゃないか、と。
イスラエルがやってること……国連が示した土地よりどんどんと入植地を増やしているのは不法占拠だと考えることと、ハマスが正義でないと思うことは両立する。しかし、著者はイスラエルが正義でパレスチナ=ハマスは悪でないと認めない。
パレスチナ側にハマスしか窓口がない問題はわかりやすいので、かなり偏っていて……なんだかなあ、と思いながらも一読するのは良いかもしれない。 -
ハマスのことを学ぶ。専門家が間違ったことを語り、我々無知なものを扇動する。事実を伝えるより、専門家は意見を伝え、誤らせているのかと思った
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構成に問題がある。まずは、後半で述べられているハマスの組織についてを前半に論じないと、説得力に欠ける。彼女は、親イスラエルという立場ではなく、イスラム教の教義をもっと深く学ばねばならないことを示唆しているのだと考える。その中でも、ハマスがテロ組織であるのだ、としているのだろう。すべてのイスラム教徒がそうではないことを、我々はよく考えて行動しないと。
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ファンなのだが今回は途中であきらめ。ハマスまわりの報道に関して、ブログかnoteに書きためたものらしい。
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イラスラエルやパレスチナ、テロ組織ハマスについて報道や現地の実態と照らし合わせながら、解説されている。
日本メディアの報道と現地の実態がいかに乖離しているかがわかる。
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とても論理的な文章でハマスについて良く理解できる本。勿論、飯山さんの見解を全て鵜呑みにする必要は無い。しかし今の日本に必要なのは、既存メディアのあまりに偏ったパレスチナに対する報道や御用学者の意見を鵜呑みにせざるを得ない状況を壊し、彼女のような人も既存メディアに出し、人々に様々な見解がある事を知らせる事が真の「多様性」ではなかろうか。