- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596120588
感想・レビュー・書評
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【再読】イケメンホテル王マックスと宝石店販売員のタラ。マックスはタラのことを愛人じゃないというけど、行動は傍から見れば愛人扱いに思える。でもこのヒーローはハーレクインには珍しくヒロインに「愛してる」を連呼。誠実なひとなんじゃないの?と。どっちかというとヒロインのほうが頑なというか面倒なオンナだなと。
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R-2058
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一週間だけでいい。あなたの愛を試したい。シドニーの高級宝石店に勤める美貌の販売員タラは、ホテル王のマックスに見そめられベッドをともにした。一年がたち、二人は関係を続けているものの、最近のタラは恋人というより愛人に近い。仕事で世界じゅうを飛び回るマックスはあまりシドニーに戻らず、たまに会ってもホテルのベッドで過ごすだけだ。彼は将来の約束も口にしない。二人の関係はこれからどうなるのかしら。胸に不安がめばえ始めたのと時を同じくして、タラは彼の子を身ごもっていることに気づいた。
愛人契約というか愛人のような関係。しかしヒーローはヒロインに出て行かれるまで都合のいい関係を続けていたことに気がつかな過ぎ。出て行かれてからでも、気がつくからまだいいけど。そしてヒーローのトラウマはいつだって自分の家庭環境で。会いにいって簡単に和解できるなら、そんなに拗れさすなと。ヒロインの受話器を外すという幼稚な行動はいただけない。話し合いが足りないと言いながら、自分で機会を潰している。